━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 年3000冊読破の読書王! 中島孝志の読む!通勤快読 宅配便 2015年6月4日 ウェブで読む:http://foomii.com/00080/2015060400000026914 EPUBダウンロード:http://foomii.com/00080-27580.epub ─────────────────────────────────── ここは世界でいちばん小さなアーケード。愛するものを失った人々が想い出を買いにくるアーケード。 使用済みの絵葉書、義眼、徽章、発条、玩具の楽器、人形専用の帽子、ドアノブ、化石…いったい、こんなもの、誰が買うの? そんな品を扱う店ばかり。それを必要としているのが、たとえたった1人だ としても、その人がたどり着くまで辛抱強く待ち続けるアーケード。 「ああ、これは漫画の原作でもあったんだ」・・・と気づきます。絵的ですものね。 そこは世界でいちばん小さなアーケード。前の大通りを路面電車が走ると、一斉に店のガラス戸が震え、その一瞬だけにぎやかになった錯覚に陥ります。けど、すぐまた静けさが戻ってくる。… … …(記事全文2,464文字)
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