━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 年3000冊読破の読書王! 中島孝志の読む!通勤快読 宅配便 2015年1月23日 ウェブで読む:http://foomii.com/00080/2015012300000024839 EPUBダウンロード:http://foomii.com/00080-25508.epub ─────────────────────────────────── あ~あ、長生きしちゃった。瀬戸内和尚の自嘲的独り言が聞こえてきます。視点がいい。文章が美しい。法話は聞く気になりませんが、文章は読みたいですな。まだまだ色香は失われてませんなあ。お見事。 「いつの間にこんな年寄になってしまったのか。 たしか宇野千代さんが、風呂場の鏡に全裸の自分の姿を映し、海から上がったばかりのヴィーナスの姿を模したポーズをとり、まだまだ自分は美しいと満足を味わった後すぐに、「でもその時、わたしの眼はれっきとした老眼だし、鏡は湯気で煙っていたのだった」と書き添えたのを読んだときは、思わず吹き出してしまったが、あの時の宇野さんはまだ70代の終わりくらいではなかったか。」 自分だけは年を取らない。そんな錯覚がありますよね。ムリに若作りするこたない。自然に老ければいいんです。けど、医者の中にも、自分は若い、若く見える。若くなるにはこうしなさい、とせっせと売り込んでいる人が少なくありませんね。 たしかに年相応に見えますよ。アンチエイジングの通販CMでも、「とても50代には見えません」という女性モニターが登場するんですけど、見えますよ、50代に。昔の鈴木その子さんみたいに強烈なライトを当てればごまかせますからね。… … …(記事全文3,279文字)
ほぼ毎日配信!年3000冊読破の読書王・中島孝志の読む!見る!通勤快読宅配便
中島孝志(作家・コンサルタント etc)