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　　　　　　　　　　　　年3000冊読破の読書王！
                   中島孝志の読む！通勤快読 宅配便


                            2014年12月05日


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　他国で儲かっているビジネスだからといって安易に模倣するだけでは、日本のカジノ産業の成功はおぼつかない。創造力を最大限に駆使して血と汗を流し、挑戦し続けなければ、韓国や中国レベルで終わってしまいます。
　日本の自動車産業が本家を抜いたのも、フォードやメルセデスの工場や販売店を安易に誘致せず、ゼロから苦労して作り上げてきたからです。

　さて、カジノには一般人の想像も寄せつけない華があってこそ夢を与えることができます。その夢に惹きつけられて多くの人が集まってきます。大博打をうつハイローラーがいてこそ非日常空間が生み出されるわけです。

　「お金を懐にしまい込むと運気が落ちる」と信じるカジノVIPは少なくありません。気前よく使うことが運気を呼び寄せる、と信じているわけです。

　ギャンブルだけを目的として訪れるのは全体のわずか11％。87％はギャンブルも楽しんでいます。64％が600ドル以下。1回の平均滞在日数は3.6泊。1日の予算は167ドル以下です。

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