… … …(記事全文3,452文字)少し前にNHKドラマで高橋一生と岸井ゆきのの主演でこのテーマをやっていた。
二話しか見てないから結末は知らないが、一緒に暮らしていて恋愛感情がなく、もちろんセックスもしなくて周囲を戸惑わせていた。岸井ゆきのの方は、ホテルでどこかの男とセックスをしたばかりだったから完膚なきまでのアセクシャルではなさそうだったが、そのセックスに何もときめかなかったという話だったと思う。
岸井ゆきのの役はアロマンティック。高橋一生の役はアセクシャルだったのかな。
アロマンティックは、恋愛感情がない人のことを言う。先天性のものだ。
『ロマン』という言葉が含まれているように、ロマンチックな事にも感情を傾けない。
「運命の出会い」なんてスルーである。
アセクシャルは、性的な興味がないこと。男で言う方が簡単で、女性が裸になっても抱きたいとか思わないのだ。その時はもちろん勃起もしないのがほとんど。
ただし、勃起というのは性的興奮だけでなるものではないから、アセクシャルの男性が勃起とは無縁の人生ではない。朝勃ちとかするということだ。
どちらも先天的なもので、性同一障害同様、その人に罪もなければ悪い事でもない。
ただ男で言うと、女をセックスの対象としか見ない人は、アセクシャルと真逆の性的指向なわけで、それでいてアロマンティックということだからそちらの方は女性に迷惑と思っている。
しかし、後天的な場合はどうだろうか。