━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 渡邉哲也の今世界で何が起きているのか 2012/01/26 第93回 ギリシャの債務再編暗礁に FOMC 日本の貿易赤字 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ギリシャの債務再編問題 ECBが保有するギリシャ債の扱いをめぐり暗礁に乗り上げてい る。IMFなどが主張するように民間が債務圧縮を受け入れるならば、ECBも圧縮を受け入れ るべきだという主張は当然といえる。そうしなければ、債券保有者間の不公平感が強いも のとなると同時にギリシャの債務は温存されることになり、デフォルトリスクは高止まり することになる。 しかし、これにドイツは否定的な見解を取りつづけており、再び債務再編の可否への不透 明感が強まっている。また、今回の債務再編を受け入れたとしても、デフォルトは不可避 との見方も強く、ユーロ離脱の可能性が高まっている。… … …(記事全文5,309文字)
渡邉哲也の今世界で何が起きているのか
渡邉哲也(作家・経済評論家)