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小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~

小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)

小菅努

2017年の金相場を振り返る ~リスク資産を買い、金で防衛した1年~

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□            小菅努のコモディティ分析        ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2017年12月22日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。金相場の年間レビューを行います。年間市況形式で、2017年中の金価格変動要因を確認します。この分析を元にした2018年のアウトルックについては、年明け後に改めて行います。 =================================== 2017年の金相場を振り返る ~リスク資産を買い、金で防衛した1年~ =================================== <2017年は16年のレンジ内の動きに留まる> 2017年のCOMEX金先物相場は、強気派と弱気派の双方を満足させることができない中途半端な値動きに終始したと評価されよう。 16年末の1オンス=1,151.70ドルと比較すると、今年の12月21日時点の1,270.60ドルは100ドル以上の上昇になっており、2年連続の陽線引けがほぼ確実な情勢になっている。年間安値も、年初の1月3日の1,146.50ドルであり、年間を通じて下値は切り上がる方向にあった。昨年の安値が1,061.00ドルだったと比較しても、「底固い1年だった」との評価が可能になる。一方、年間高値は北朝鮮情勢が緊迫化した9月8日の1,362.40ドルがピークであり、昨年のブレグジット時に記録した7月6日高値1,377.50ドルを上抜くには至らなかった。その意味では「伸び悩んだ1年だった」との評価も可能であり、16年から17年にかけての値動きは下値を切り上げたが、上値を切り下げた取引レンジ縮小の1年だったと総括できる。
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