■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:630円/月):Vol.592 <592号:株価と債券価格と、実体経済> 2012年5月02日:過剰流動性の中の証券価格 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。大型連休の狭間です。いかがお過ごしでしょ うか。当方は混雑する連休には、どこにも出掛けず、もっぽら読書 です。 西郷隆盛と大久保利通を中心に描いた『跳ぶがごとく(文庫で全 10巻)』です。文調から見える司馬遼太郎の心情的な加担は、より 強く民衆(失業した武士と農民)の支持と敬愛に立脚していた西郷 です。官僚的で暗い大久保利通は、陰鬱で小説になりにくいのか? 封建(江戸時代)から近代(明治・大正)、そして現代へ至る国家 の原型が見えることが、面白さの理由です。 江戸末期からは、本人も残した文書記録と口伝が豊富です。このた め、いつの時代も誰にとっても見えない未来に対し、誰が何をどう 考え、国家(未来ビジョン:公論とされた)の確立に向かい行動し たかが分かります。小説は、結果を書く年代記とは異なり、個人が どんな考えでどういった行動をとったかを描くからです。考えと行 動を明らかにする。 藩による封建制だった徳川幕府を薩摩藩の兵力で倒した後、米欧と ロシアの列強から侵略と支配されない近代国家を、どう作るかとい うことをめぐる物語です。近代国家の像に、違いがあった。このた め、テロと内乱にまで至る抗争が起ってます。 落着を見る明治憲法の制定まで20年を要しています。最後で最大の 内乱である「西南戦争」まで10年、その後10年です。この時間は、 国家の体制が変わるに必要な時間かも知れません。 現代は、2001年の、小泉構造改革からとして、変わりきるのは 2020年か・・・政権交代の当初は期待を持たれていた民主党政権は、… … …(記事全文18,514文字)
