━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 山田順のメールマガジン「週刊:未来地図」 No.454 2019/10/08 景気悪化が鮮明に! なぜ日本だけが過去30年間も低迷し続けたのか? ウェブで読む:https://foomii.com/00065/2019100809000059153 EPUBダウンロード:https://foomii.com/00065-59543.epub ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 10月7日、内閣府から、8月の「景気動向指数」(CI、2015年=100)が発表されました。前月より0.4ポイント低下の99.3で、景気判断は「悪化」です。消費税の増税も始まり、今後の日本の景気はさらに悪化するのは確実です。 そこで、今回は、平成の30年間もすでに過去になったことをふまえ、なぜ、日本経済は長期にわたり低迷し続けてきたのかを考えてみます。世界各国と比較して驚くのは、日本だけが四半世紀以上にわたって低迷を続けていることです。 さらに驚くのは、この慄然たる事実を、メディアも専門家もあまり指摘せず、政治家も深刻に捉えていないことです。そればかりか、現在の安倍政権は、毎回「景気は穏やかに回復している」と、事実と違うことを言い続けていることです。 [目次]──────────────────────────────────… … …(記事全文7,244文字)