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吉田繁治 (経営コンサルタント )

吉田繁治

ビジネス知識源プレミアム:緊急号:リーマンショック以上のコロナショック

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:660円/月):Vol.1058 <1058号:緊急号:リーマンショック以上のコロナショック> 2020年3月13日金曜日:金融緩和が効かない株価暴落になった ウェブで読む:https://foomii.com/00023/2020031321400064564 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール    yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 3月13日(金曜日)、午前11:30分。米国・欧州・日本の株価が、急落しています。NY市場では、3月9日(月曜日)に続き、2度目のサーキットブレーカーが発動されました。7%以上下がると、市場を落ちつけるため15分、閉鎖されるものです。 【2008年9月のリーマン危機のとき】 NYダウは、1万4000ドル(07年12月)から、リーマンが破産した08年9月15日を挟んで、09年3月の6500ドルまで、54%下げました。 54%に下げるのに、07年12月から09年3月まで、15か月かかっています。月間の平均下落率は-5.1%(複利)という穏やかなものでした。11年前の金融は、ゆっくりしていたのです。 同じ時期の日経平均は、1万8000円から09年1月の7000円まで、61%と、ダウより大きく下げています(月間下落率は7.5%の複利)。日本の輸出経済への影響が大きかったからです。金融危機と不況になった米国への輸出が、18兆円(07年)から9兆円(10年)へと半分に減ったからです(2018年の対米輸出は16兆円)。今回のような、コロナショックからの内需の減少ではなく、外需の急減が、日本株下落の主因だったのです。 【リーマン危機のあとの日経平均】 7000円~1万円台の日経平均が上がり始めたのは、2年後の、異次元緩和を標榜する安倍政権になった、2012年12月からでした。 2019年の日経平均は、1万円にたいしては、2.3倍の2万3000円から、2.4倍の2万4000円の間を波動していました。暴落したのは、新型コロナの中国での蔓延と、クルーズ船での20%感染が認識され始めた20年2月13日からでした。 【ボラティリティが51%の相場】 今日の日経平均は1万7431円(3月13日:終値)です。1日で1128円(6.08%)下げました。17431÷24000≒0.726。1か月で27.4%下げ、時価総額では投資家と金融機関があると思っていた金融資産からすでに約150兆円が失われています。 (注)13日に引けた後の20時には、CFD(差金取引の日経平均)が1万8212円へと、終値から1044円(6%)上げています。乱高下が激しい。このところの年間ボラティリティは51%です。1年で51%の価格変動がある水準です。まさに、ジェットコースター相場です。投資家が、破産の恐怖に駆られているからです。
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