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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

小沢一郎に告ぐ。今こそ立ち上がれ!
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■  天木直人のメールマガジン 2010年7月16日発行 第20号 ■         ─────────────────────────────       小沢一郎に告ぐ。今こそ立ち上がれ!        ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  週刊ポストの編集部から突然電話を受け、14日東京に出かけて インタビューに応じてきた。  その内容は来週発売の最新号に掲載されるので是非ご一読願いたい。  週刊ポストの企画は、良くも悪くも日本の政治を左右する小沢一郎と いう政治家についてどう評価するかというものである。  小沢一郎を叱咤激励する企画であると週刊ポストの編集関係者は言って いたが、私にはどちらかといえば小沢一郎に批判的な企画のように思えた。  私はその中で激励のほうに重点をおいた小沢評を試みて、小沢一郎に メッセージを送ろうとした。  彼が政権復帰を考えているのであれば、それが成功する唯一の道は、 消費税増税と日米同盟礼賛の大合唱の今の政治に、明確な対立軸を 打ち込むことだ。  弱者である一般大衆の側に立って消費税に反対し、沖縄住民の側に立って 日米合意を再交渉すると公言することだ。  それができる政治家は小沢一郎しないない、と述べた。  ところが昨晩に検察審査会のニュースが飛び込んできた。  今朝のメディアはその事を大きく取り上げ、再び小沢批判の大合唱だ。  あたかも小沢復帰の目を潰そうとしているかのごとくである。  それを見た私は、俄然小沢一郎に立ち上がってもらいたいと思う気持ちに 駆られるようなった。  気の短い私は今すぐその気持を小沢一郎に伝えたいと思うようになった。  そこで以下の通りのメッセージを書いて今日(16日)の私のブログに掲載 することにした。  これを見て小沢一郎が決起するようなことになれば、おもしろくなる。  日本の政治にほとんど絶望しつつある私だが、再び政治に関心を持つ事 になる。  既存の政党、政治家をすべて否定する私であるが、小沢新党、小沢一郎の 支持者となる。 「天木直人ブログ 7月16日」  小沢一郎に告ぐ。  小沢一郎の側近政治家に告ぐ。  そして小沢一郎に期待する国民に告ぐ。  小沢一郎は今こそ立ち上がるべきだ。  側近政治家は血判状を持って小沢一郎にそれを迫るのだ。  そして小沢一郎に期待する国民は、小沢一郎に決起を求める一大国民運動  を起こすのだ。  小沢一郎よ。  検察審査会の決定に影響を受けてはならない。  国会の証人喚問要求から逃げてはいけない。  起訴を恐れてはならない。裁判をおそれてはいけない。有罪判決すら  おそれてはならない。  それらをはるかに凌駕する正義を実現すればいいのだ。  それは何か。  いまこそ国民生活のために、沖縄の解放のために、自民党と官僚支配の  犠牲になってきた弱者のために、小沢新党を結成して立ち上がるのだ。  いままでのどの政治家もなし得なかった日本国民のための本物の政治を  行なうのだ。  キーワードは国民主権、対米自立、平和外交である。  今の政治は早晩行き詰まる。日本の危機はこれからだ。どんなに抵抗 しても 民主党は解散・総選挙に追い込まれる。政界再編は不可避だ。  いまこそ小沢一郎新党が求められる。  小沢一郎がそういう政治家であるかどうか、私は知らない。  しかしたとえそうでなくても、小沢一郎は変わるのだ。  私は生まれ変わりましたと宣言して再出発するのだ。  小沢一郎しかいない。やってみろ。腹を固めろ。  口下手でもいい。  小心者でもいい。  悪人面でもいい。  隠れるな。説明責任を果たせ。そしてみずから先頭に立て。  反小沢で固まった今の政治や、反小沢に偏ったメディアは小沢批判の  大合唱だ。  それにつられて国民の8割は小沢批判だ。  しかし2割の国民は小沢一郎を支持している。それで十分だ。  2割の支持者は力強い支持者である。そして小沢一郎が捨て身で決起すれば、  支持する国民はどんどんと増えていく。  日本の政治が、そして日本の国民が、小沢、反小沢で分裂する事になる。 だろう。  しかし、国民を救い、対米自立を唱える政策を掲げる限り 小沢一郎は 最後は必ず勝利する。  キーワードは「基本的人権」と「平和」である。憲法9条と25条である。  これのみが小沢一郎復権の道だ。  平和を唱える限り護憲政党はついてくる。平和を掲げる公明党も労働組合も  反対できない。国民新党も大地の党もついてくる。  日本の政治に明確な対立軸ができる。  それこそ国民の望むところだ。究極の政界再編だ。  議員辞職しても再び国民に選ばれて政治に戻ればいい。  起訴されても、裁判になっても、そしてたとえ有罪となっても、刑に服した  後に再び蘇ればいいのだ。  もっと悪い政治家は山ほどいる。そんな連中は逆に追い込まれる事になる。  小沢批判を繰り返す野中広務などに偉そうな事を言わせてはならない。  小沢一郎よ、何もおそれる事はない。  立ち上がるのだ。大衆のために。平和な日本のために。  過去の小沢から決別し生まれ変わるのだ。  その時は今をおいてない。何もおそれる事はない。  すべての既存政党、政治家を否定する私だが、そんな小沢一郎と小沢新党  であればついていく。全面的に応援する。                                             了                                                                                         ≪メルマガに関する問い合わせは、info@foomii.com へ直接ご連絡願います≫                                     出版記念会のお知らせ 「さらば日米同盟」の出版記念講演を、政治評論家の森田実さんの ご参加を得て以下の通り行ないます。  森田さんとの打ち合わせで当日のプログラムは以下の通りとなりました。  13:35-14:00 天木直人「出版の意図を語る」  14:05-14:45 森田実 「特別講演」         休憩  15:00-16:00 天木直人・森田実対談(司会天木)  16:00-16:00 聴衆との応答(司会天木) 日時 8月8日(日)    午後一時開場 場所 赤坂区民センター大ホール    港区赤坂4-18-13    地下鉄銀座線・丸の内線 赤坂見附駅 A出口徒歩10分    大江戸線・半蔵門線 青山一丁目駅  4番出口徒歩10分 参加 無料(予約の必要はありません。直接会場へお越し下さい)。 (連絡先:春田 090-2415-7617 u12u9lo6@image.ocn.ne.jp                 ユー12ユー9エルオー6) なお講演会の概要については次のURLを参考にして下さい。      http://d.hatena.ne.jp/Takaon/20100702                                                         

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