━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「植草一秀の『知られざる真実』」 2012/03/28 野田佳彦氏は本年7月までに退陣に追い込まれる 第180号 ──────────────────────────────────── 非民主党が非民主的に消費増税論議を打ち切った。 野田佳彦体制が素性を表した。 野田佳彦氏は必ず、この夏までに退陣に追い込まれることになるだろう。本 ブログ・メルマガ予言の的中率は極めて高い。 民主主義政党である条件は、民主的プロセスを踏んで意思決定をすることで ある。 議論に何時間をかけたのかはまったく関係ない。 議論が出尽くして、なお、決着を付けられないときに、多数決で決定するの が民主主義。 多数決によらずに決定するのが非民主主義である。 TPPも消費税も、いずれも非民主的決定を行った。 今後、党名を民主党とするのは詐称になる。 非民主党が正式名称になる。 朝日新聞が誤報を流している。 「民主、消費増税修正案を承認」 の見出しを付けている。 完全な誤報だ。 素案も大綱も事前審査も、すべて同じ。 多数決採決を行っていない。 なぜ行わないか。 反対多数だからである。 反対多数のことがらを決定するのは民主主義でない。… … …(記事全文3,743文字)
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植草一秀(政治経済学者)