2012/02/22 17:01 配信の記事
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「植草一秀の『知られざる真実』」
2012/02/22
消費増税反対堅持が国民新党の生命線だ
第145号
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野田佳彦内閣が強硬に推進する消費税増税案が揺れている。
国民新党の亀井亜紀子政調会長がNHK日曜討論で消費税増税に反対の方針
を明言した。
野田内閣は消費増税を法案化する税制改革大綱を閣議決定した。
閣議決定には国民新党の自見庄三郎金融相も出席しており、署名している。
客観的に見れば、消費増税の方針に国民新党も賛成したと受け止められるこ
とから、私は本ブログ、メルマガで警告を発した。
「国民新党が消費増税賛成に変節か」
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-5cc2.html
「国民新党がシロアリ退治なき消費増税反対を明言」
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-f91b.html
国民新党の矜持が問われていると、国民新党の行動を牽制したのである。
これに対して、亀井亜紀子政調会長がNHK日曜討論で明快な説明を示した。
消費増税実現不可能であるから、大綱の閣議決定は黙認したというものであ
る。
国民新党は民主党執行部に独走しないようくぎを刺したが聞き入れないので、
苦肉の策として、大綱決定は容認するが、消費増税反対の意向は堅持するとの
対応を決めたということである。
下地幹郎幹事長は、民主党からの突き上げを受けて、閣議決定は国民新党も
了解しているとの説明をしているが、政権与党に留まるための説明に腐心して
いる状況である。
公党として、国民新党の行動には疑義があるが、いびつな政治運営を続く現
状では、致し方のない苦肉の策であると理解できる。
国民新党はかねてより消費増税に反対する意向を明示してきた。それを、消
費増税反対の意向を表に出せば、政権与党に留まることが困難になるから、玉
虫色の対応を示しているのだと思われる。
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発行者プロフィール
政治経済学者
植草一秀
大蔵省研究官、京都大学助教授、スタンフォード大学フェロー、野村総研チーフエコノミスト、早稲田大学大学院教授などを経て、現在、スリーネーションズリサーチ株式会社代表取締役。
旧長銀の不正入札、小泉竹中政権の売国政策等を厳しく糾弾して、人物破壊工作の標的となり、冤罪で実刑判決を受ける。その後も言論活動を継続し、内外の政治経済社会問題に関する真相・深層を抉り出す論評を発表し続けている。
