□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2017年02月27日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。USDAが毎年2月下旬に開催するアウトルック・フォーラムの解説です。2017/18年度の米国産穀物需給見通しについて、どのような予想が行われているのか数値とその背景を解説します。 =================================== 展望会議では大豆面積増加予想も、イールド予想が難しく消化を先送り =================================== <2017/18年度は大豆生産に優位性> 米農務省(USDA)は2月23~24日にアウトルック・フォーラム(Outlook Forum、展望会議)を開催した。これに先行する16日には既に長期展望(Long-Term Projections)も公表されているが、今回の展望会議で示された需給の数値は5月から開始される2017/18年度需給見通しの基礎データになるものであり、マーケットの注目度は高い。 実際の作付け作業さえ行われていない中、極めて不確実性の大きい需給見通しであることに留意する必要があるものの、2017/18年度需給見通しを議論する基礎資料となるものであり、現時点でUSDAがどのような需給見通しを構築しているのかは十分な注意が必要である。… … …(記事全文5,333文字)
小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~
小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)