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小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~

小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)

小菅努

OPECの減産進展の一方で、日量100万バレル超に達した米国産原油輸出

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□            小菅努のコモディティ分析        ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2017年02月24日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。米国の原油「輸出」について検証します。米国は原油の純輸入国ですが、2月に入ってから輸出量に大きな変化が見られます。今何が起きているのか、この現象をどのように考えればよいのかを検証します。 ===================================  OPECの減産進展の一方で、日量100万バレル超に達した米国産原油輸出 =================================== <米国の原油輸出量が急増している> 米エネルギー情報局(EIA)発表の週間需給統計において、これまでになかった大きな変化が報告されている。通常だと同統計では需給の帳尻である在庫変動が注目されることになるが、過去2週にわたって在庫以外の数値に顕著な変動が確認されている。それが、米国の原油「輸出」量のデータである。 米国の原油需給バランスは、基本的には供給不足の状態にあるため、積極的な輸出は要求されていない。EIAの推計によると、2017年の石油需要は日量1,984万バレルに対して国内供給量は1,517万バレルであり、このギャップを埋めるための輸入が要求されている。話を原油に限定しても、昨年1~11月期は平均で日量1,008万バレルの原油を輸入しており、シェールオイル産業が成長しているとは言え、米国は原油輸入国であることには変わりない。
… … …(記事全文4,083文字)
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