□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2016年10月19日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。10月に入ってから改めてコーヒー相場が急騰しています。基本的な相場環境は9月6日のレポートから変わっていませんが、ここにきて何がコーヒー相場を刺激しているのかを解説します。 =================================== 既に収束したエルニーニョ現象の呪縛が続くコーヒー相場 =================================== <今年のロブスタは60%超の上昇率> コーヒー価格が急伸している。ロンドンのロブスタコーヒー先物相場は、9月末の1トン=2,004ドルに対して、10月18日終値は2,153ドルに達している。今年1~2月にかけては1,400ドル水準で辛うじて下げ止まる程度であり、1月21日安値は1,339ドルに達していた。しかし、そこから10カ月を経て、最大で61.4%の上昇率が記録される急騰相場が形成されている。これは2014年10月以来となる約2年ぶりの高値更新となる。… … …(記事全文4,266文字)
小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~
小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)