□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2016年08月25日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。久しぶりに銅価格を取り上げます。余り一般的には話題になっていませんが、8月は銅相場が急落しています。幾度となく底打ちの議論が出ているマーケットですが、最新の需給動向を解説します。原油との共通項などについても考えると、理解し易いマーケットだと思います。 =================================== 銅価格に再び押し寄せる売り圧力、需給緩和解消見通しに根強い不透明感 =================================== <銅相場の位置づけを考える> LME銅相場が急落している。7月中旬には1トン=5,000ドル台乗せ目前に迫っていたが、直近の8月24日の取引では4,632ドルまで値下りしており、6月24日以来となる約2か月ぶりの安値を更新している。6~7月にかけては、中国経済の減速懸念後退もあって安値修正的な動きが活発化していたが、その上昇幅を一気に相殺する動きをみせている。… … …(記事全文4,004文字)
小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~
小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)