□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2016年08月26日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。原油相場の短観です。OPECの政策調整を巡る議論の最新状況を中心に、8月の原油相場環境の分析、今後の相場展望について解説します。 =================================== 揺れ動くOPEC政策調整を巡る議論の現状、当面の原油価格は40ドル台がコア =================================== <OPEC政策期待の織り込みに息切れ感> NYMEX原油先物相場は6月9日の1バレル=51.67ドルをピークに急落に転じたが、8月3日の39.19ドルで底入れし、同19日には49.36ドルまでV字型の切り返しを実現した。しかし、その後は50ドルの節目回復を前に上昇地合は一服し、直近の8月25日終値では47.33ドルまで小幅値位置を切り下げている。改めて大きく値崩れを起こすまでの勢いはみられないが、石油輸出国機構(OPEC)の政策調整期待を背景とした上昇相場には息切れ感がみられる状況になっている。… … …(記事全文4,265文字)
小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~
小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)