□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2016年07月27日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。世界銀行の四半期報告から、ポイントとなるところを取り上げて解説します。原油、金、プラチナ、農産物、非鉄金属について、昨年から今年、来年とどのような流れが想定されているのかマクロ環境を解説します。 =================================== 世界銀行がみているコモディティ価格と需給、四半期報告の要点整理 =================================== <今年のコモディティは軟調も、下値不安は後退> 世界銀行(World Bank)は7月26日、四半期レポート「Commodity Markets Outlook(コモディティ市場展望)」を公表した。まずは4~6月期のコモディティ価格動向であるが、エネルギー指数が前期の43.0から55.7まで29.5%上昇、非エネルギー指数が前期の76.0から81.1まで6.7%上昇しており、全体として2015年のダウントレンドを引き継いだ1~3月期に対して、4~6月期はコモディティ価格が堅調に推移したことが確認できる状況にある。… … …(記事全文4,920文字)
小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~
小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)