□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2016年07月26日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。シカゴ穀物相場の短観です。7月は乱高下を繰り返しながら結果的に下値切り下げ傾向が目立ちますが、最新の相場環境と今後の展望を解説します。 =================================== シカゴ穀物相場が急落、2016/17年度の米国産穀物は豊作確定で勝負あり? =================================== <天候リスク不発で失望売りが膨らむ> シカゴ穀物相場が急落している。CBOTトウモロコシ先物相場は、7月14日の1Bu=380.00セントを戻り高値に、直近の25日終値では341.25セントまで下落している。また大豆先物相場は、同じく7月14日の1,123.00セントを戻り高値に、直近では966.25セントまでの急落になっている。トウモロコシは年初来安値を更新しており、大豆も4月中旬以来の安値を更新するなど、6月中旬から軟化傾向を強めていた穀物相場はここにきて更に地合を悪化させていることが確認できる。… … …(記事全文4,233文字)
小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~
小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)