□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2016年07月28日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。7月26、27日に開催されたFOMCについて、金市場の視点から評価します。結論としては、最近の金価格の軟調地合にブレーキが掛かった形になっていますが、金市場が今回のFOMCのどこに注目し、どのように消化しているのかを解説します。 =================================== 追加利上げを支持したFOMCに対して、買いで反応した金市場 =================================== <利上げ警戒感は盛り上がらず> 7月26、27日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されたが、ドル建て金相場は買いで反応している。7月27日終値が1オンス=1,326.70ドルだったのに対して、FOMC声明の内容が伝わった時間外取引では一時1,3040.70ドルまで値位置を切り上げており、本稿執筆時点でも10ドル前後の上げ幅が維持されている。… … …(記事全文4,157文字)
小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~
小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)