■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:630円/月):Vol.594 <594号:わが国の電力問題の解決> 2012年5月16日:生活と産業のライフ・ラインコストの低下 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。連休には『跳ぶがごとく』(司馬遼太郎:全 10巻)を読みました。西郷隆盛の薩摩軍が、政府軍に敗(やぶ)れ る西南戦争までの、10年の物語りです。 【小説:人の未来への考えを通して、行動と展開を描く】 人物の会話や考えの部分は、当然に、司馬遼太郎のイマジネーショ ンです。西郷隆盛や大久保利通が、この場面ではこう考え、こう話 したであろうということです。 この会話は、将来が誰にも見えない中で、どう考えた結果(イマジ ネーション)、どんな行動(資料、書簡、伝聞に基づく史実)をと ったかを示しています。このため興味を惹(ひ)くものになるので しょう。歴史書は、こうした、人の内観を示しません。 われわれは、現在を生きています。過去は確定し、変更はききませ ん。未来は誰にも分からない。西南戦争の結果を、われわれは知っ ています。しかし、維新を生きた西郷や大久保にとって、西南戦争 も未来です。見えない未来を人は考え、判断し、行動する。歴史書 ではない小説は、未来に向かう考えを描きます。われわれにも当然、 数年後の自分や周囲は見えないのです。 【明治維新】 徳川幕府と全国300の大名(藩主)による封建体制を、薩長(特に 薩摩藩)が中心になって覆した革命が、明治維新でした。 司馬の関心は「天皇を頂くこの国とは何か」、そして「日本人とは 何か」です。天皇が、直接に為政(いせい)をしたのではない。 参議(副首相格)になっていた薩摩藩の大久保利通が、大きな決定 をするとき、これは天皇の意向であると利用していたのです。… … …(記事全文18,498文字)
