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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

産経新聞は誰に向かって総連ビル転売疑惑記事を書いているのか
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2015年2月16日第140号 ■   ==============================================================   産経新聞は誰に向かって総連ビル転売疑惑記事を書いているのか  ==============================================================  きょう2月16日の産経新聞は一面トップと社会面で大きく報じている。  朝鮮総連本部ビルの転売資金の一部は中国(香港)から流入していた疑いが強い事がわかったと。  仲介役のビジネスマンは中国や北朝鮮と人脈のある異色の元銀行員で、日本の政界人脈も駆使していたと。  産経新聞が執拗に追及するこの「朝鮮総連本部ビル」転売がらみの報道を私は評価する。  なぜならば、その実態が明らかにされれば、安倍首相の拉致交渉のいかさまぶりがあぶりだされるからだ。  しかし、なぜここまで重要な疑惑を、産経新聞しか書かないのか。  まさしく、この問題は安倍政権を直撃するからだ。  それなら、安倍政権のお友達のような産経新聞がなぜ、安倍政権に不利になるような記事を執拗に書き続けるのか。  そのヒントは、産経新聞がこの記事を誰に向かって書いているかということだ。  読者(すなわち)国民に向かって書いるとはとても思えない。  国民が知ったところでどうにもならないからだ。  安倍政権に向かって書いているはずがない。  安倍政権はすべてを知っているからだ。  産経新聞は安倍政権の許可を得た警察から情報を貰っている。  これは安倍政権が産経を使って北朝鮮に飴と鞭のメッセージを送っているのではないか。  朝鮮総連本部ビルについては善処するから拉致再調査の報告を急いでくれと。  さもなければ国内世論が硬化して、黙認したくても黙認できなくなると。  それにしても、これだけの大きな問題を、なぜメディアも野党も不問にし続けるのか。  安倍政権と北朝鮮の関係は不透明すぎる。  この国の政治と北朝鮮問題は、国民には理解できないものがある(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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