□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】
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□■　天木直人のメールマガジン２０１５年２月７日第１１６号
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　　翁長知事の「粛々」とした反撃に期待する

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　沖縄はここまで安倍・菅政権に無視されたままでいいのか。

　犠牲者が出る事も意に介せずに強引に辺野古移工事を進める安倍・菅政権の暴挙に対して、なぜ立ち上がらないのか。

　もどかしい思いで眺めて来た翁長沖縄県知事であったが、ついに反撃に出た。

　あくまでも面会を拒絶し続ける安倍・菅政権が面会相手にしたのが元警察官僚の杉田和博官房副長官だ。

　その杉田氏を前にして、翁長知事はこう言ったという。

　辺野古に基地を作らせないというのは県民との公約だ。粛々と反対していく、と。

　これは、あれほど辺野古移転を強行しておきながら、「粛々と進める」と言い続ける厚顔・非道な安倍・菅暴政に対する痛烈な皮肉だ。

　保守を自認する翁長知事の真骨頂だ。

　デモで反対するのもいい。

　しかし、誰かと違って「県民との公約は守る」、誰かと同じように、「粛々と反対する」、と言い返す反撃は強烈だ。

　翁長知事の周辺には確かなブレーンがいる。

　さもなければ翁長知事自身みずからが、確かな戦略の持ち主だ。

　沖縄の粛々とした反撃を期待したい（了）

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