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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

「もう一つの日本」は必ず動き出す
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年10月3日第692号 ■     =============================================================   「もう一つの日本」は必ず動き出す                                                             =============================================================  昨日(10月2日)の日曜日、私は那須塩原から新幹線で福島を訪れた。  福島の母子を被曝から救おうと行動を起こしている母親たちと会って、 話を聞くためだ。  その中には原発さようなら9・19集会で「私たちはいま、静かに怒り を燃やす」というあの感動的なメッセージを読み上げた武藤類子さんもいた。  話を聞いていて、私は確信した。  野田政権が猛烈な勢いで進めようとしている福島の除染作業は早晩破綻 する、と。  政府がごまかし続けてきた放射能線量の数値の危険性がやがて表面化して くる、と。  母子は早く避難させなければならないのだ。  除染作業が進むにつれて必ず起きるだろう。  除染では母子の被曝は避けられない、と。  母子だけは避難させなくてはならないという声が大きくなっていくだろう。  そう思って帰って来た私の目に、10月3日の東京新聞の投書欄の一つが 飛び込んできた。  川崎市高津区在住の人からのその投書は孫娘の被曝が心配だというものだ。  私は福島原発に近い浪江町から避難している・・・という書き出しで始まる その投書は、チェルノブイリハートというドキュメンタリー映画を見て衝撃を 受け、孫娘のためになぜもっと早く福島から避難しなかったかを悔やんでいる という投書だ。  それでも避難できた人たちはいい。  私が福島の母親たちから聞いてきたことは、今でもなお、福島には避難でき なくて悩み続けて生きている母子が大勢いる現実だ。  その母子を助けようという声に抗うことが出来なくなって、野田政権も避難 対策を講じざるを得なくなる。  それに先駆けて、「もう一つの日本」を立ち上げなければならない。  そして、その動きは既に福島で始まっている事を知った。  問題は、それがバラバラな形で動き始めていることだ。  その動機も、思惑も、担い手も、玉石混交で動いていることだ。  どのようにすればそれをまとめることができるのか。  どのようにすれば正しい動きに発展させられるのか。    下手をすれば主導権争いになって正しい方向に向かわないおそがある。  そのうち政府が介入してきて政府主導の疎開となるおそれすらある。  しかしそれでもいいのかもしれない。  母子の被曝が避けられるのなら、誰が、どんな事を始めようとしても いいのかもしれない。  それほど福島の母子の被曝は深刻な問題であると知った。                            了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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