□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年9月25日第671号 ■ ============================================================= 宇宙にまでゴミを出す人類とは一体何者なのか ============================================================= あまり偉そうな事は言えないのだが、ゴミの処理を正しく行なえない 者は人間失格ではないかと思う。 ついに人間は宇宙にまでゴミを出すようになったのかと思わせる記事 を見つけた。 9月20日の朝日新聞「甲乙閑話」というコラムで白石明彦という人 が「宇宙にまでごみを出す人類」と題して要旨次のように書いていた。 「・・・月面を望遠鏡で見ていると、鳥や飛行機と違って明らかに 大気圏外を高速で飛ぶ物体がまれに横切る。 地球を回る人工衛星の残骸などは、地上から監視できる大きさ10 センチ以上の物で約2万2千個ある。 中国がミサイルで衛星を破壊し2千個、米ロの衛星が衝突し600個、 と増える一方だ。 タバコのポイ捨てから、放射性廃棄物の処理、ヒマラヤや極地の汚染 にいたるまで地上には未解決のゴミ問題が多いのに、宇宙にまでまき散 らしている・・・」 この記事を読んだ後で、制御不能になった米国の人工衛星が太平洋 上空で大気圏に突入し地表に落下したと知った(9月25日各紙)。 私が驚いたのは、地上での被害は確認されていないが、どこに落下し たかは米航空宇宙局(NASA)でさえわからないという事実だ。 NASAの試算によれば、最大で部品26個(計約532キロ)が 燃え残り、人に当たって怪我をする確率は3200分の1であるという から、決して安心できる確率ではない。 NASAは、米空軍と協力し落下地点の確定を急いでいるといい、 破片の可能性がある物体を発見した場合、触らずに警察当局などに届け 出るよう求めているという。 宇宙にまでゴミを出し、その始末さえ出来ずにみずからを危険にさら す人類とは何者なのか。 しかもそれが宇宙戦争の主導権争いから来ているのだから度し難い。 人間はこの辺で立ち止まって自らを見つめなおす必要がある。 了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

新しいコメントを追加