□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年9月25日第670号 ■ ============================================================= これが小沢一郎に対する正しい評価だ ============================================================= 久し振りに小沢一郎について書いてみる。 私をその気にさせたのは朝日新聞の記事である。 驚いた。これほど私の小沢一郎に対する評価を正しく言い当てている 記事はない。 9月24日の朝日新聞「記者有論」で、東北復興取材センターの蔵前 勝久という人が書いていた。 「記者有論」と言うからには朝日の記者に違いない。 その蔵前氏が要旨次のように書いていた。 早くも野田首相の前途に多難が見えはじめた中で、それでは次に誰が いるのか。 それに対する一つの答えである。 ・・・8月まで民主党の小沢一郎代表を1年8ヶ月担当し、東日本 大震災の被災地・仙台に転勤してきて、私は率直に思う。小沢氏は やはり、首相になるべきではないか。好き嫌いはともかく、小沢氏は 1993年の自民党分裂、細川連立政権樹立、自自公連立、民由合併、 政権交代の立役者など、この20年ほどの間、政治の中心に居続ける。 だが首相の座に座ったことはない以上、その政治的手腕は未知数だ。 野田政権では小沢氏をめぐる対立はいったん後景に退き、輿石幹事長 など、小沢氏に近い議員が中枢に返り咲き、このままでは小沢氏は 「闇将軍」になりかねない。だからこそ、小沢氏は首相として表舞台 に立つべきだ。 「小沢首相」なら、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で、国益を代表し、 中国と堂々と渡り合えたのか。 「財源はなんぼでもある」と明言したマニフェスト実現のための お金を、省庁の抵抗を抑え込んで大胆に配分できたのか。 震災復興や原発事故に対応できたのか。すべて答えが出る。 小沢氏が有言実行できれば、その「政治的手腕」を示すことになり、 名宰相とうたわれるだろう。 できなければ小沢氏は単なる壊し屋として政治の表舞台から退場 せざるを得ず、そこに新しい政治のうねりが生まれる。 小沢氏も逃げるつもりはないはずだ。昨秋の代表選では、「自分が 首相にならないと日本がおかしくなる」と、立候補に踏み切った。 無罪になれば、来年の9月の代表選で政治生命をかけて立候補すべき である・・・ この蔵前勝久氏の小沢氏に対する提言に反論できる者はいるだろうか。 私は蔵前氏の提言にさらに次の事を付加えたい。 そうであれば小沢氏の裁判を急ぐべきだ。 最高裁まで上告されるであろう裁判を、来年の4月に始めるという のではなく、今すぐはじめて、来年の代表選までにすべてを終えるべきだ。 そうでなければ、間に合わなくなる。 小沢信者も小沢嫌いも、それを求めなければウソだ。 少なくとも小沢一郎に、来年の9月までに、民主党代表選挙に挑戦できる チャンスを与えるべきである。 その後に彼がどう出るか、民主党代表選に勝ち、あるいは総選挙に勝って、 総理なれるのか、それは小沢一郎自らの覚悟と器量次第である。 了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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