□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年9月20日第658号 ■ ============================================================= 「さようなら原発集会」の報道姿勢にメディアの正体を見る ============================================================= 作家大江健三郎さんらの呼びかけで9月19日に東京の明治講演で 「さようなら原発集会」が開かれた。 この歴史的意義については稿をあらためて書くこととしたいが、ここ で私が取り上げるのは、この集会を報ずるメディアの姿勢である。 この期に及んでも原発推進を掲げる読売、産経と、ビジネス側に立つ 経済専門紙の日経が、この集会の影響力をことさらに無視するかのよう に社会面の一段記事で申し訳程度に書いて済ませたのは分かる。 本来は取り上げたくはないのだが、さすがに書かずに済ませるわけに は行かないということだ。 これと対象的なのは脱原発を一貫して訴え続ける東京新聞だ。 一面で大きく取り上げるとともに、こちら特報部や密着ルポで詳しく 報じていた。 「デスクメモ」ではこうも書いている。 「野田首相に申し上げたい。あなたは国民に選ばれた首相ではない。 それを自覚するならば、民意の行方にこそ神経をとがらせるべきだ。 『6万人』を『たかが』と笑い飛ばすなら、民主主義の国の政治家を 名乗るのはやめた方がいい。民の声に耳を澄ませて、もう一度、あなた 個人の原発観を語ってほしい。」 毎日新聞も、東京新聞ほどではないが、一面に取り上げるとともに 社会面で解説記事を掲載していた。 ためらいはあるものの脱原発的である。 私が注目したのが朝日新聞である。 確かに写真入の記事を一面に持ってきた。 しかしその記事は小さく、その解説は事実を述べるだけの突き放した ものだ。 政治面、経済面、社会面のどこにも解説記事はない。 朝日新聞は姑息な新聞になってしまった。 その立ち居地を明確にしない卑怯な新聞になり下がってしまった。 これが私がこのメルマガで言いたかった事だ。 因みにテレビについては、すべてを比較して見たわけではないが一応 各局が取り上げていた。大江健三郎の演説を流すなどはテレビの効用で ある。 テレビ報道は、所詮は刹那的だ。 娯楽番組との混在だ。 それで十分だ。 それ以上のものを私はテレビには期待しない。 了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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