□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年9月18日第651号 ■ ============================================================= 南スーダンがよくてアフガンはなぜダメなのか ============================================================= 読者の皆さんは自衛隊の海外派遣がどのような基準で決められる かについて考えたことがあるだろうか。 今日9月18日の各紙は一斉に報じていた。政府は南スーダンの 国連平和維持活動(PKO)に陸上自衛隊の派遣を行なう方向で月内 にも調査団を派遣する、と。 野田首相による9月23日の国連総会演説や、潘基文国連事務総長 との会談で表明し、わが国の国際貢献への積極姿勢をアピールする、と。 ところが、同じ日9月18日の毎日新聞は、アフガンへの自衛隊医務 官と看護官の派遣を見送る方針を固めたと報じている。 同じ国際貢献でもなぜ南スーダンには自衛隊が派遣できて、アフガン には派遣できないのか。 しかもアフガンへの医務官派遣のほうが、米国の要請に応え、かつ より人道的な国際貢献に違いないというのに。 その答えは簡単だ。 アフガンは米国のテロ戦争の主戦場であり危険この上ないからだ。 南スーダンも治安は決して良くないが今のところ部族間の衝突に留ま っている。その危険度はアフガンと比べてはるかに安全であるのだ。 予算をふんだんに使って安全対策を万全にすればなんとか大丈夫だ。 おまけに装備をともなって部隊を派遣できるから自衛隊らしさを アピールできる。 自衛隊による国際貢献とは必要だから派遣するのではない。 米国の要請さえも断る。 あくまでも防衛省、自衛隊の予算、権限の拡大を優先させて決められる のである。 了 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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