□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年9月17日第645号 ■ ============================================================= 岡崎久彦外務官僚OBのあきれた「正論」 ============================================================= 産経新聞の「正論」などは読まなくても言いたい事がわかる。 一年365日、同じ事を繰り返している。日米同盟を重視せよ、 中国撃つべし、これである。 私のメルマガで取り上げる必要もない。 しかし、さすがにこの「正論」はあまりにも異常なので紹介する こととした。 9月15日の産経新聞「正論」で外務官僚OBの岡崎久彦氏が書 いていた。 「この論文はむしろアメリカに向けて書いている」 こういう書き出しで始まるその「正論」は、米国は普天間基地の 辺野古移転にいついてこれ以上日本に催促するのはやめたほうが いい、 と言う。 米国、日本を問わず、沖縄の現状を知っている者は、問題がそう 簡単に解決するとは思っていない。早急に実現が期待されていない のにせっつくということの害は誰でも分かることである、という。 ここまでは当然の事を言っている。岡崎氏といえども辺野古移転 はもはや非現実的と思わざるを得ないのだ。 ところが岡崎氏は次のようにその「正論」を締めくくっている。 これが岡崎氏が米国に向かって伝えたい事だというのだ。 「・・・もし(米国が日本に)圧力をかけるのならば・・・日本 の防衛費拡大、集団的自衛権行使、武器輸出三原則の緩和などを 要求するのが日米同盟強化の正道である」、と。 岡崎氏は米国のことが何もわかっていない。 米国はそのような事を決して要求しない。 日本国民が反米感情を抱く事だけは避けたいと思っているからだ。 それよりも何よりも、そもそも米国には圧力をかける必要はない のだ。 前原氏の例を見るまでもなく、米国に気に入られたいばかりのこの 国の政治家や官僚は、日本側から率先してそれら米国の要望を実現し ようとしているからである。 米国は黙って見ているだけでいいのである。 了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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