□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年9月12日第635号 ■ ============================================================= 素人大臣のすすめ ============================================================= 鉢呂発言と違って深刻さのない一川防衛相の「私は素人」発言。 深刻さはないが就任早々素人を自認するとはあきれる発言だ。 私もその発言を批判した。 しかし、9月11日の読売新聞「新閣僚に聞く」で普天間移設問題 について答えている一川防衛相の発言を読んで思い直した。 玄人になるよりも素人のままのほうが国民のためになるのではない かと。 彼は言う。日米合意の経過を踏まえ、仲井真弘多知事をはじめ、県民 と誠心誠意話し合いを続けていきたい、と。 これはまぎれもなく素人ではなく玄人の発言だ。 防衛官僚という名の玄人に振り付けら得れた発言だ。 従来の総理や閣僚がこぞって言い続けてきたことだ。 しかし、そう言い続けて来たからこそ普天間移設問題は解決できな かったのではなかったのか。 そしてそういい続けることはますます現実から乖離することだ。 米国でさえ日米合意の実施を疑問視しはじめている。 玄人が正しいとは限らない。 いや、むしろ普天間移設問題に関しては玄人の発想は完全に間違って いる。 素人だった一川防衛相が、玄人の防衛官僚に説明を受けて勉強した ばかりに一夜にして玄人になって普天間移設問題について玄人発言を 始める。 そんなことなら素人に徹したほうがいい。 沖縄県民が反対している以上、辺野古移設は出来ない。 この子供でもわかるような考えを米国にぶつけて日米合意を白紙に する。 白紙にして沖縄県民と一緒に米国と原点にもどって再交渉する。 それは素人大臣しかできないことだ。 しかしそのことこそ正しい外交ではないのか。 一川防衛相には素人大臣にとどまってそれを証明してもらいたい。 そのことに気づかせてくれた読売新聞のインタビュー記事であった。 了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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