□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年9月9日第626号 ■ ============================================================= もう一つの日本をつくるーその後の状況説明 ============================================================= 読者の中で知恵があったら教えて欲しい。 私はこの三ヶ月の間、メルマガを書き続ける一方で「もう一つの日本」 を那須野が原から立ち上げる試みを続けてきた。 そしてその思いはますます強くなりつつある。 政治に失望しつつあるからだ。 菅民主党政権に失望し、野田民主党政権にさらに失望するからだ。 様々な人たちと話を重ねてきたが、残念ながら読者に報告できるような 具体的な段階にはいまだ至っていない。 その理由はいくつかあるが、その最大の理由は、私の考えに共鳴する 首長をいまだ見つけられないことである。 私の考えはこうだ。 まず福島の原発事故の被災地の中から、少なくとも子供たちは一時疎開 させなければいけないと思う住民を見つけ、それを支援する首長を見つけ る必要がある。 次にそういう住民と首長の要望に応え、受け入れ先を提供したいと考える 首長を那須野が原で見つける。 その両者が見つかった時点でその実現に必要な予算と権限を国に要求する。 これが私の戦略だ。 新しいコミュニティーの青写真の一案は私の頭にある。 すなわちそのコンセプトは少なくとも子供を被爆から救うコミュニティー づくりである。母子の移住先を提供することである。 これを否定できるものはいないだろう。 それをきっかけに自然と共生する「もう一つの日本」の出発点となる コミュニティーづくりを目指す。 すなわち主人ともども移住して新しい職を得て人生を再出発するコミュニ ティーづくりを目指す。 それを受け入れ先の首長が住民とともに支援する。 そのコミュニティーは住民に再生エネルギーによる電力を無料で提供 する。いわゆる電力の地産地消であり、電力自給コミュニティーづくり である。 限定期限付きで受け入れ先の自治体が所得保障をする。ミニマムインカム の導入である。 移住先の職は、受け入れ先の自治体、住民の協力で見つける。いわゆる 職の創出である。 構想が固まった時点で、避難する地域の自治体と受け入れ先の自治体が 国に支援要請をし、同時に記者会見を開いて国民に支援を呼びかける。 一つのプロジェクトが成功すれば同様の動きが全国に拡がっていく事が 期待される。 そうなれば誰もその動きを止められない。後に続く自治体が出てくる。 そこから新しい日本が始まる可能性が出てくる。 これが私の構想である。 受け入れ先の自治体のメドはついた。 問題は避難を希望する自治体が見つからないことだ。 そしてここからがこのメルマガの趣旨であるが、ここにきて政府が除染 をしきりに強調するようになった。 いまや除染が放射能被害対策の中心となりつつある。 そこに予算がつぎ込まれるようになる。 それにともなって福島の首長が避難に消極的になりつつある。 できれば除染してそこにとどまりたいと考えるようになった。その場所で 再出発したいと言うようになった。 これは政府の思う壺ではないのか。 政府は除染という形で放射能被害を封じ込めようとしているのではないか。 そうだとすれば、もはや福島原発汚染地域の首長には期待できないのでは ないか。 年配者はそれでもいいかもしれない。 しかし子供にそれを強いるわけにはいかない。 そうであれば、子供を抱えて不安な毎日を送る母親や若い所帯が中心と なって避難の動きを作り出し、それを受け入れ先の自治体が支援すると いう形でモデルコミュニティーをつくることからはじめるしかないのでは ないか。 はやく具体的なコミュニティー作りを立ち上げ、記者発表をして世論に 訴え、政府を牽制する。政府を協力せざるを得ない状況に追い込むべきで はないか。 この私の考えが正しいかどうか。 私の考えに賛同する福島の母親たちが見つからないか。 あるいは他にもっと良い構想があるのか。 読者の提案を期待する。 了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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