□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年9月1日第605号 ■ ============================================================= スティーブ・ジョブ氏のすごさと、あまりに対照的な日本の政治家 ============================================================= 9月1日の産経新聞経済面に、先般退任を発表したアップルの最高経営 責任者であるスティーブ・ジョブ氏の評価に関するコラムがあった。 松浦肇記者による「アイ・ラブ・ニューヨーク」というコラムだ。 その中で彼は次のように書いている。 ・・・「独裁者」、「批判的なマスコミを排除」との批判もあったが、 ジョブズ氏は(アップルという)ブランドを確立し、音楽配信からスマート フォン(多機能携帯電話)、タブレット(多機能携帯端末)とコンテンツの 新しい楽しみ方を消費者に提供した。日進月歩する業界の宿命を逆手にとり、 部品供給から販売までの価値連鎖を掌握した経営手腕は永遠だ・・・ だがジョブズ氏の本当の凄さは、継承の迅速さにある。健康問題もあった が、はやくから取締役会と協働して後任を品定めした。「大経営者ほど後任 選びが苦手」という歴史的法則に打ち勝った・・・ この「ジョブズ氏のすごさ」を読みながら、よくは知らないステーブ・ ジョブという経営者の魅力を感じる。 なにしろ激しいIT業績のなかでここまでの業績を示したのだ。仕事をした のだ。誰にも文句は言わせない。そしてなお、仕事が出来なくなったらその職 を退くと公言し、無駄な時間を費やすことなくそれを実践した。 このようなジョブ氏と対照的なのが、菅首相に象徴されるこの国の政治家 たちだ。 馬鹿げた失策やスキャンダルで世の中を騒がせなければ、何の実績を示さなく ても政治家をやっていられる。 閣僚や首相という要職にとどまれる。 税金から法外の手当てを受け取り、政党交付金とか機密費などと言った予算を 浪費する。 今度の組閣人事でも、用済みの政治家や日本を混乱させた責任者たちがあつか ましくも続々と再登場してくる。 後継者争いとポストの奪い合いで国政を停滞させても恥じることはない。 まったくこの国の政治家と政治は反国民的だ。 それを許す日本国民はよほどのお人よしである。 了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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