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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

護憲政党はケビン・メア暴言に激しく反論しなければならない      
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年8月30日第601号 ■     =============================================================  護憲政党はケビン・メア暴言に激しく反論しなければならない            =============================================================  野田氏が民主党代表選に勝利し、野田民主党政権となり野田総理となる。  私は一度小沢的なるものに民主党を任せ、その民主党に日本を任せて みたいと思っている一人であるので、この選挙結果は残念だ。  しかし私の関心はもはや次の局面に移っている。  ネオコン長島昭久に丸投げする野田新首相の対米従属外交を厳しく追及 していこうと思う。  民主党代表選挙が行なわれた8月29日の毎日新聞の一面トップに、米 海兵隊が普天間飛行場にオスプレイを配備するための環境審査に着手した という記事があった。  普天間基地の移転問題はしばらくは進まない。だから米海兵隊は現在の 普天間飛行場を当然の如く継続して使う。  そしてその普天間飛行場に、こともあろうに危険な欠陥輸送機である オスプレイを配備する。  沖縄県民がいくら反対してもおかまいなしだ。  そんな米国に民主党政権は何の手も打てないでいる。  いくら民主党代表選の最中の政治の真空状態であるにしてもこれは ひどい。  そして、この対米従属外交は野田、前原政権によって一気に進むだろう。  そうであればこそ、日米同盟の是非は、新政権の下で一般国民にわかる ように正面から論じられなければならない。  野田、前原政権の下でこれまで以上に日米同盟が当然視され、なし崩し 的に対米従属が固定化させられることだけは避けなければならない。  幸いにも、ケビン・メア元米国務省日本部長が格好のきっかけを与えて くれた。  中国の脅威に対抗するためには日本は在日米軍の抑止力が必要だ。それ が日米同盟だ。日本政府も国民もそれを国益とみなして来ただろう。 ならば対米従属などという左翼の妄言など一蹴し、徹底して日米同盟の義務 を果たす日本となるよう決断すべきだ、と。  このケビン・メア氏の著書に、いち早く注目したのが右翼的なジャーナ リストである桜井よしこ氏だ。  昨日(8月29日)発売の週刊ダイヤモンド9月3日号のオピニオン コラム「縦横無尽」において彼女はケビン・メアの「決断できない日本」 (文春新書)を絶賛している。 「日本人全員に読んで欲しい本である」と書いている。  私とまったく同じ事を言っている。  しかし私と櫻井氏の意味するところはまったく逆だ。  護憲政党や平和主義者はこぞってこのケビン・メア氏の著書を熟読し、 その暴論を厳しく追及しなければならない。  メビン・メア氏の誤りを国民の前に明らかにして日米同盟の是非が論 じられるようにしなければいけないのだ。  米国政府と親米保守のこの国の支配者たちは、ケビン・メア氏の著書を 黙殺しようとするだろう。  日米同盟の是非を正面から論じられたくないのだ。  議論をせずに、当然の如く日米同盟の強化を進めようとするだろう。  ところが、単純な右翼保守はケビン・メア氏を絶賛し、ケビン・メア 氏の尻馬に乗って対中強硬論を唱え、日本の左翼を叩こうとする。  護憲政党や左翼、平和主義者はおれに反発し、今こそ声を上げるべきだ。  メア暴言を国会で取り上げ、野田新民主党政権の対米外交を追及 すべきだ。  共闘しなくてもいい。バラバラでもいい。  志位共産党委員長や福島社民党党首は、いまこそ護憲政党の真価を 見せる時で ある。     さもなければ今度こそ憲法9条は危うい。                           了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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