□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年8月26日第597号 ■ ============================================================= これが最後の私の菅首相批判となる ============================================================= 今日(8月26日)菅首相が公式に辞任表明するらしい。 私の言論の本質は権力者に対する批判だ。 まもなく新代表が決まる。それ以降は批判は新代表に向かう。 残念ながら今のままでは誰が新代表になっても批判せざるを得ない 状況に向かいつつある。 ここに来て小沢・鳩山が前原候補に対する対抗馬を推すといい始 めた。 そんな対抗馬がいるのか。 これでは「神輿は軽くてパーがいい」と言ったかつての小沢と変わ らないのではないか。 小沢一郎が本気で日本の政治を変えようとする覚悟があれば、やがて くるその時にそなえて今回の不毛な代表選から超然たれ、裁判で無罪を 勝ち取ることに専念しろ、そう私は願ってきたのだが、どうやらその声 は届かなかったようだ。 私の批判は民主党の新代表が前原候補になろうとも、小沢・鳩山が推 すと言われる対抗馬になろうとも、その新代表に向かうことになる。 だからこれが最後の菅首相批判となる。 代表選の混迷を尻目に今でも飲み歩き、自画自賛の報告書を出すよう な菅首相には心底失望させられるのだが、その中でも、「脱原発路線は 菅首相でなければできなかった」と臆面もなく書かせているのには失笑 させられた。 世の中を脱原発に向かわせたのは福島原発事故である。 福島原発事故が世論を目覚めさせたのだ。 もはやどのような政権になろうとも、その世論の声に従わざるを得な いだろう。 菅首相が脱原発を言い出したのではないのだ。 それどころか菅首相はその世論の流れに便乗して延命を図ろうとした のだ。 その証拠が再生エネルギー法案に対する菅首相の無関心ぶりである。 菅首相は、「俺の顔を見たくなければ再生エネルギー法案を通せ」と ふざけた事を言った。 その再生エネルギー法案が事実上今日固まる。 この再生エネルギー法案は、まともな議論もなく、国民に知らされる こともなく、拙速で作られたものだ。 菅首相を辞めさせるために作られたものだからだ。 しかしこの再生エネルギー法案こそ、脱原発を正しく進めるために決定 的に重要な法案である。 急いでつくるよりも、時間をかけて正しい脱原発を実現させるための 法案でなければならなかった。 その法案の内容に一切の関心を持たず、与野党の政争に丸投げした菅 首相こそ、脱原発の敵である。 最後までいかさま首相であったということである。 了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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