□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年8月19日号外 ■ ============================================================= 読者からの投稿を共有する(米国政府はすべてを公開していた) ============================================================= 今日のメルマガ第588号において、私は菅首相が米国の情報を 活かさなかった事を、週刊文春の記事を引用して書いた。 そのメルマガを読んだ読者からすかさず次のような投稿が私の ところへ寄せられた。すべては米国エネルギー省のHPで公開されて いた、と。 確かにその通りだ。私もその事については知っていた。「密かに届 けられていた」というのは週刊文春の表現である。 しかし、それにもかかわらず、この米国エネルギー省のHPの情報 が日本のメディアによって我々国民に広く知らされていなかったとい う意味で、やはり「密か」なのである。 普通の日本人はわざわざ米国政府のHPなど見ない。それを詳細に 読み解いて放射能汚染の危険性を知る能力はない。 しかし、この投稿者が指摘するように米国政府は可能な限り放射線 汚染情報を公表してきた。 なぜ日本政府は、そして日本の専門家や大手メディアは、それを 国民に知らせようとしなかったのか、そこが大問題なのである。 この投稿者の言うとおりなのである。 それは怠慢なのか、能力のなさなのか、それともこれもまた政府の 情報隠しなのか。 わかっていることを積極的に国民に知らせようとしないこともまた 悪質な情報隠しなのである。 あるいは英語力なさから米国エネルギー省のHPに気づかなかった、 気づいてもそれを重視しなかった、というのなら、これまた別の意味で 大問題である。 我々はこの投稿者の問いかけを真剣に考えるべきである。 少なくとも米国の公開情報は3月22日の時点で明確に放射能汚染の 広がりは決して同心円状ではなかった事を明確に示している。 避難しなくてもいい人が避難させられ、あるいは間違った方向へ避難さ せられ、避難すべき人たちが放置されていたのだ。 以下引用開始 「密かに届けられていた」とありますが、3月22日~5月13日に、 データのサマリーは、下記のエネルギー省HPから9回にわたってパワー ポイントスライドとして、公開されていました。ご存知でしたか? もちろん、政府は計測が始まった3月17日から速報を得ていたと思い ますが、私が今でも本当におかしいと思うのは、政府が使わないのがおか しいだけでなく、多くの専門家やマスコミもこの公開情報を全く利用しな かった事です。NHK等がETV特集で車に計測器を積んで走り回る日本の研究 者たちのことをドキュメンタリーにしていましたが3月22日には、詳細 な全容を示す図が米国から公開されていたのです。知らなかったはずは ないと思うのです。 SPEEDIの情報隠蔽は問題になっていますが、上の汚染地図は少なくとも 堂々と米国から公開されていたのです。ようやく5月に入って、文科省と の空からの合同調査結果として、このデータが政府から出ました。一体何 だったのだろうと、今でも理解できないです。SPEEDIは予測ですが、 こっちは実測データです。 THE SITUATION IN JAPAN (U.S. Department of Energy) http://energy.gov/situation-japan-updated-051311 引用終わり ─────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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