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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

 解散・総選挙と政界再編を急ぐ必要がある
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年8月20日第589号 ■     =============================================================  解散・総選挙と政界再編を急ぐ必要がある             =============================================================  菅首相の辞任が事実上決定した8月中旬以降の政治メディアを見ていて つくづく思う。  彼らにはもはや言う事も、書くこともなくなってしまった。  だから政治報道がまったくつまらなくなってしまった。  政権交代以降のメディアは、自民党の復権はないと見て軸足を民主党贔屓 に移した。そして民主党の中の反小沢的なるものを支えてきた。  彼らを支持する事によって自らを権力者側につけ、この国の政策に影響を 与えようとしてきた。  彼らにとって眼ざわりだったのが、そのようなメディアの本質を見抜いて 批判する者たちの存在だ。  政治の中ではそれは小沢的なるものであった。  だからメディアは小沢派を叩き、菅民主党政権を最後まで支持し続けた。  ところがその菅首相が国民の支持を失って辞任に追い込まれ、さすがの メディアももはや庇いきれなくなった。  問題はその後だ。  今の民主党には衆目が一致する後任者はいない。  しかしあれほど叩き続けた小沢一郎の復権だけは許したくない。  何よりも民主党政権が国民の支持を失っていることは明らかだ。  本来ならば解散・総選挙で出直すべきところだが、それでは民主党政権は なくなってしまう。  いまさら自民党政権を応援もできない。  これが政治メディアの今の心境なのである。  だから言うべきことも、書くべき事もないのだ。  挙句の果てに民主党代表選挙を急ぐな、と言い出した。  8月19日の「みのもんたの朝ズバッ」で毎日新聞の与良正男が久し振り 顔を出して言っていた。民主党選挙は時間をかけて慎重にやったほうがいい、 と。  同じ日の朝日新聞はその社説で「拙速は禍根を残す」という見出しの下に、 民主党代表選挙は政策論争にもっと時間をかけるべきだ、と説いていた。  これほど国民を馬鹿にしたメディアの世迷いごとはない。  今の民主党候補の顔ぶれを見て、時間をかければ立派な候補者を選べると でも本気で思っているのだろうか。  今の民主党を見て、このまま政権を担い続けられるとでも思っているのだ ろうか。  政策の根幹であるマニフェストを捨てろといい続けてきたメディアに、 「政策論に時間をかけろ」などという資格はない。  政治メディアはまた、口を開けば一年ごとに代表者(首相)が変わるの はいけないと言う。  しかし来年の9月には正式な民主党代表選挙が行なわれるのだ。  今度の民主党代表はそれまでの1年限りの寿命なのである。  今度の代表選は不毛だ。  誰が代表になっても強力な首相にはなり得ない。  大連立でないと政策は何も進まない。しかし大連立は民主主義の放棄だ。 国民はそれを支持しない。  そんな政治の停滞の中で国内も世界も難問が山積だ。  このままでは国民生活は見殺しだ。  何よりも許せないのが、国民生活を救うことの出来ない政治家たちが、 大きな顔をして政争に明け暮れ、なお税金から歳費と政党助成金をむさぼり 続けていることだ。  そしてメディアがそれを許し、テレビに登場させ、さらに無駄の上塗り をしていることだ。  見ているがいい。政治も政治メディアも早晩行き詰まり、解散・総選挙と 政界再編が、早晩次の政治テーマとなって浮上してくることになる。  そうならなければいけない。                                了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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