□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年8月17日第583号 ■ ============================================================= 泊原発の営業運転開始と菅首相の沈黙 ============================================================= 菅首相が白旗をあげてからというもの、この国の政策はあらゆる面で 猛烈に逆行を始めている。 何と言っても、その極めつけが北海道泊原発の営業運転再開だ。 私は今でも泊原発の再開がこのまますんなりと行なわれるとは思わない。 そうさせてはならない。 しかし、もしこのままあっさりと泊原発の営業運転が再開されるならば、 福島原発事故は一体何だったのかと思わざるをえない。 我々は何も学ぶことなく、未曾有の犠牲と放射能被爆の恐怖だけが残さ れることになる。 それにしても絵に画いたような茶番だ。 高橋知事は北海道電力の支援を受けて知事選を勝ち抜いた通産(経済 産業)官僚である。 ストレステストも受けず、住民の声も無視した再開決定である。 これを批判するメディアは一貫して反原発を訴えてきた東京新聞ぐら いだ。 政治の場における左翼政党の反発の声は聞こえない。 あれほど反対していた住民の反発も弱い。 何よりも脱原発を叫んでいた菅首相が沈黙したままだ。 そう思っていたらなんと菅首相はこれを認めていたという。 8月17日の読売新聞がこう書いていた。 ・・・「この問題でつまずいて泊3号機が稼動停止に追い込まれ れば、北海道まで電力不足に見舞われる」(経産省幹部)との懸念が広が る中、枝野官房長官らが「脱原発依存」を掲げる菅首相を説得し・・・ 今月8日、ようやく首相の了承を取り付けた・・・ 菅首相が沈黙するはずだ。 国民の知らないところですべては筋書きが出来ていたということだ。 その一方で今日(8月17日)の各紙は、首相の重責から解放された 菅首相は本屋で原発関連の書籍ばかりを購入し、「脱原発」に専念して いると報じている。 すべては茶番である。 了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

新しいコメントを追加