□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年8月17日第582号 ■ ============================================================= 原子力安全庁より放射線防護庁が先だ ============================================================= 8月16日の新聞によれば菅首相は8月15日に東大アイソトープ 総合センター長の児玉龍彦教授を官邸に呼んで2時間も話を聞いている。 その場には細野豪志原発事故担当相や松下忠洋副経済産業相が同席し ている。 児玉龍彦教授とは、さる7月27日の衆院厚生労働委員会に参考人と して招致され、その席で、子供たちを内部被爆の危険にさらしながら 国会は何をやっているんだ、と厳しく批判したことで一躍有名になった 学者である。 その後も様々なところで放射線の危険に国民をさらし続けている無策 の政府や政治家を批判し続けている。 その児玉教授を菅首相は今頃になって官邸に呼んで何を学ぼうとして いるのだろうか。 直ちに政策に実行するのみではないか。 そこで思い出すのは川田龍平の国会答弁だ。 メディアはほとんど報じなかったが、川田龍平議員は8月11日の参院 予算委員会で児玉教授の国会証言を引用し、菅首相に放射線汚染の深刻さ と、その対策の緊急必要性について鋭く訴えていた。 菅首相の政治決断を迫っていた。 素晴らしい追及だった。 これに対する菅首相の答弁は逃げるだけのごまかし答弁だった。 その川田龍平氏は8月13日の日刊ゲンダイのインタビューでこう語っ ていた。 放射能汚染に関する政府の情報隠蔽、規制値の甘さ、対策の遅れは子供、 妊婦を危険にさらしたままだ、いまこそ放射線防護庁をつくって命を 守れ!と。 その通りだと思う。 原子力安全庁を環境省の外局に新設するのもいいだろう。 しかし今本当に急がれるのは放射線防護庁なのである。 省庁間の責任の押し付け合いを排し、政治主導で徹底的な放射能対策に 乗り出すべきなのだ。 果たして児玉教授はどこまで厳しく菅首相に迫ったのだろうか。 了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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