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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

輿石東民主党参院議員会長を糾弾する  
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 □■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年8月14日第575号 ■     =============================================================   輿石東民主党参院議員会長を糾弾する        =============================================================  8月13日の産経新聞「単刀直言」の欄に輿石東民主党参院議員会長の インタビュー記事が掲載されていた。  私はそこに、なぜこれほどまでに民主党政権が堕落したのか、民主党が 国民を裏切ってきたかの一つの元凶を見る。  そしてそれはまたポスト菅をめぐる民主党代表選びの不毛さにつながる。  彼はまず冒頭で、日ごろ日教組批判を繰り返す産経新聞のインタビュー を受けるのはこれが初めてだ。日教組といっても47都道府県で全部違う。 私が委員長をやっていた山梨教祖は卒業式の国歌斉唱で起立しないとか、 日の丸を引きずり降ろそうとする教員がいたなんて聞いた事がない、など と産経新聞に迎合して見せる。  そして次のように、これから私が厳しく糾弾する彼の本音を述べる。  もし菅首相が9月以降も居座ろうとすればその時は菅首相に迫る局面が あったかもしれないが、菅首相はちゃんと辞めると言った。私は必ずこう いう日がくると思っていた、と。  そして、どうして自分たちで選んだ首相を信じてやれなかったのか、と 続ける。   その上で彼は言う。国難のときに内輪の権力闘争をしていたら国民から 見放される。いいかげん「親小沢対反小沢」は卒業しないとダメだ、と。  そして更に言う。小沢元代表には復興の先頭に立ってもらいたい。党内 融和の象徴にもなるじゃないか、と。  極め付きは次の言葉だ。  新代表は野党ときっちり話ができる人がいい。全党と協議することを 視野に入れてやっていかないとな。与野党協議の延長上に部分連合や大連立 の枠組みだって考えられる、と。  とんでもない無責任発言だ。矛盾に満ちた発言だ。  骨肉の争いをした民主党内の小沢派議員と反小沢派議員が新代表の下で 一緒になれると本気で思っているのだろうか。  政策の異なる小沢一郎と松下政経塾グループとの共存がありうると思っ ているのか、そしてそれが国民にとって好ましいことだと思っているのか。  実はこの輿石氏の言葉の中に彼の本音が表れている。  つまり政策なんかはどうでもいいのだ。政権政党にとどまることが最優先 なのだ。日教組の利権が政権政党の中に確保されればいいだけなのだ。国民 のことなどどうでもいいのだ。  そしてこの本音はまた、連合や、民主党政権と連立を組んで政権政党の 一角を占めたいと菅政権に擦り寄った社民党と、全く同じなのである。  つまり民主党が分裂することだけは困る。民主党が分裂すると直ちに政権 から下りざるを得なくなる。政権を失った民主党は分裂し、政界再編と解散 総選挙につながる。  そうなればもはや彼らの居場所はなくなる。  それだけは何があっても避けたいのだ。  そのためには小沢一郎を利用してまでも、寄り合い所帯の民主党であろう が、二年後の任期満了まで政権にとどまり続ける必要があるのだ。  政策よりも政局で生き延びてきた古い政治家の典型であり、国対政治家 そのものである。  このような古い政治家が民主党をダメにしたのだ。  小沢一郎の失敗はこのような政治家と手を組んだことだ。手を組まざるを 得なかったことだ。  今までのことはいい。  果たして小沢一郎は輿石氏との関係を今後どうするのだろうか。  それは小沢一郎が国民的支持を得て再浮上できるかどうかの鍵でもある。  もちろん私の小沢評価もそれによって定まることになる。                                了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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