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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

「トモダチ作戦」の美名の裏にあった福島原発事故の核探知   
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年7月29日第543号 ■     ==============================================================   「トモダチ作戦」の美名の裏にあった福島原発事故の核探知       =============================================================  7月28日の毎日新聞が注目すべき記事を掲載していた。  「トモダチ作戦」を指揮したフィールド在日米軍司令官が27日 東京都内で講演し、震災直後の米軍の対応を明らかにしたと言う。  毎日新聞が引用していたのはフィールド司令官の次の言葉だ。  「我々には放射能被ばくのリスクについては厳密な指針がなく、 私も原子炉の知識はまったくなかった」  「まさに初めてで、放射能汚染がどこまで広がるか分からなかった」  「(対応を通じ多くを学び)今は原子炉について人に教えられる (ようになった)」  これは何を意味するのか。  当時の報道を思い起こせば良い。  毎日新聞のその記事は震災発生日の3月11日夜に米エネルギー省の 科学者数人が測定器を持って米ネバダ州ラスベガスから米軍用機で横田 基地に直行でやってきたと書いている。  そう言えば当時の記事を読み返してみると核専門家が大挙して来ている。 しかし彼らが何を行ない、それをどう日本政府に伝えて帰ったかを説明する 記事は皆無だ。  奇しくもこの毎日新聞の記事が出た同じ日の日刊ゲンダイ(7月29日号) には、春名幹男名古屋大学特任教授の「福岡上空に極秘で来ていた米の核 探知偵察機」という見出しの記事が掲載されていた。  その記事の要旨はこうだ。  ノーベル平和賞を貰ったオバマ大統領の「核兵器なき世界」はとんでもない 欺瞞だ。オバマ大統領は三回も臨界核実験を行なっている。しかも米国は これまでは事前に公表してきたがオバマ大統領になってからは事後発表であり 昨年12月と今年の2月に二度にわたって行なった臨界実験に至っては数ヶ月 も経ってからだ。おまけにエネルギー省核安全保障局のホームページにさりげ なく掲載するという卑劣さだ。オバマ政権は他国の核開発状況には厳しい監視 体制を敷き、核物質探知の特殊機能を持つWC135機という核探知機を世界 に飛ばして各国の動向把握につとめてきた。このWC135機こそ福島原発 上空を飛び、放射能チリなどを採取し、上空の放射能レベルを判定していた 特殊機だ。98年のインドとパキスタンの核実験、06年、09年の北朝鮮 核実験の際にも風下で放射能チリを採取した・・・  「オトモダチ作戦」とは、被災民救出のための献身的な人道援助ばかりが 繰り返し喧伝されてきた。  その裏で米国の放射線対策という名の核防衛研究があったのだ。  春名氏はその記事をこう締めくくっている。  「福島上空では一体どのような放射能チリを採取していたのか。日本政府は 米国に情報提供を求めるべきだ」と。  いや、ひょっとしたら日本政府は情報を得ているかもしれない。  日本政府が知りえた情報は国民に正直に伝えられていないだけかもしれない。  菅政権と米国の関係はあまりにも不透明だ。                              了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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