□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年7月23日第525号 ■ ============================================================== 和平を説く旅を続ける10人の長老 ============================================================== いい記事を読ませてもらった。 7月22日の読売新聞に掲載されていた鶴原徹也欧州総局長の手に なる「緩話急題」という記事にこんな事が書かれていた。 ネルソン・マンデラ元南アフリカ大統領(93)の思いに共鳴した 10人が「エルダーズ(長老たち)」を4年前の7月18日、すなわち マンデラの89歳の誕生日に結成したという。 私はまったくこの事実を知らなかった。 「恐怖の地には勇気を、紛争の地には合意を、絶望の地には希望の種 をまこう」 そう唱えるマンデラの言葉を胸に、エルダーたちは、3人、または4 人で団を組み、スーダンやジンバブエ、中東や朝鮮半島などに足を運ん できたという。 彼らは必ずしも成功を収めているわけではない。 しかし「私たちは、誰にも相手にされない人々にも話かける。脇に 追いやられた人々に手を差し伸べる。マンデラは私達に素晴らしい生涯 の任務を与えてくれた」(メアリー・ロビンソン前アイルランド大統領) と語る長老たちは遠大な志を持って報酬なしで世界を旅する。 「長老の忠告を無視すれば終日さまようことになる」というタンザニア のことわざ通り、世界が彼らの忠告に従う世の中になる事を願うばかりだ。 そのエルダーたちはたとえば次のようなそうそうたる人たちだ。 ジミー・カーター元米大統領 デズモンド・ツツ元英国国教会南アフリカ大主教 マルッティ・アハティサーリ元フィンランド大統領 コフィ・アナン前国連事務総長 メアリー・ロビンソン前アイルランド大統領、元国連人権高等弁務官 グロ・ブルントラント元ノルウェー首相、世界保健機構事務局長 フェルナンド・エンリケ・カルドーゾ前ブラジル大統領 アウン・サン・スーチーミャンマー民主化運動指導者 平和憲法を持つ日本の指導者がいない事が残念でならない。 了

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