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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

「天木直人メルマガ」10.6.8.発行第201号 沖縄の声が米国を動かす平和外交は可能だ
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□■□■  【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■    天木直人のメールマガジン 2010年6月8日発行 第201号 ■          ─────────────────────────────           沖縄の声が米国を動かす平和外交は可能だ      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  発売中の月刊ベルダという情報誌の6月号に沖縄海兵隊の「抑止力」は本当なのかという 興味深い記事があった。  その記事は様々な識者の意見を紹介した上で、海兵隊の抑止力は実態のないものであると、断じている。  その上で次のように締めくくっている。  海兵隊は抑止力だという杜撰な論理が日本でまかり通るのは、戦後ずっと続いてきた対米従属の考え方が、 いまだに官僚からマスメディアに至るまで広く浸透し、そうした思考停止が「普天間問題での日米合意を そのまま実行しなければ、日米同盟は亀裂する」という短絡的な主張を生んでいる。  (鳩山)民主党は米国への過剰依存を反省し、再構築しようとした。その問題意識は健全なのに、それを 実現するすべも手順も持っていなかった。鳩山首相の「抑止力」発言は、鳩山首相もまた外務省や防衛相の 官僚たちに洗脳されたことを示しているようだ、と。  この言葉はそっくり菅直人新首相に聞かせたい言葉だ。  しかし、私がベルダの記事で注目したのはこの事ではない。屋良朝博・沖縄タイムス社論説委員がその著書 「砂上の同盟─米軍再編が明かすウソ」で書いているという、次のようなエピソードに象徴される沖縄の声の 強さだ。  ラムズフェルド米国防長官が03年11月に沖縄に立ち寄り稲嶺知事(当時)と会談したことがあった。 基地問題の抜本的な改革を抗議にも似た口調で迫られた時、これをじっと聞いていたラムズフェルド長官の 表情は次第に険しくなったという。  そして会談を終えて車に乗った長官を待っていたのは「基地はいらない」というプラカードと活動家らの 罵声だったという。  いらいらが頂点に達した長官が側近につぶやいた言葉が、「沖縄から退くぞ」だった。  この「政治決定」に基づいて米太平洋司令部が検討を進め、沖縄海兵隊のうち司令部と8000人の移転 が決まった・・・  米国はその国の政府に対しては圧倒的に高圧的でも、住民の反対、抗議に弱い。鳩山首相が沖縄の声を米国に 強くぶつけていたならば米国は撤退したに違いない。  いまからでも遅くない。菅直人新首相がそれに気づき、日本の総理として沖縄住民の声を無視するわけには いかない、と米国に強く迫れば、米国はそれを無視できない。  実のところ米国は今でも沖縄の反対の声を恐れている。だからこそ日米共同声明の合意は政権が変わっても 引き継がれるべきだと繰り返し念を押してきているのだ。  普天間基地問題の真の解決は沖縄が声をあげ続けることだ。そしてそれを全国の国民が支持することだ。  たとえ菅政権が保身のためにそれを抑え込もうとしても、米国は撤退する。  これこそが、これのみが、日本の平和外交が実現できる道である。                                 ________    7月1日からは新しい配信会社から覚悟を一新して配信します。6月30日までのメルマガ配信は マグマグ社からの配信です。それまでの配信の不都合などの関するお問い合わせは以下のマグマグ社連絡先へ 直接に 連絡願います。          ───────────────────                       お知らせーメルマガ配信システムの刷新  2009年1月から「まぐまぐ」社を通じて有料メールマガジンの発行を行ってきましたが、 この配信は6月30日を持って終了し、7月1日からはあたらしく設立されたfoomii と言う メルマガ配信会社から配信することにしました。 それにともなって配信システムもより簡便、確実、弾力的となる事が期待されます。  とりあえずの改善点は次の通りです。  ・月額525円を月額500円とする(消費税を発行者負担とする)。  ・携帯電話(モバイル)でのメルマガ購入/購読を開始する。  ・メール配信に加えて、過去アーカイブのWebページ閲覧を始める。  その他、今後とも読者の要望を取り入れてより便利で有用な機能を提供できるよう配信社と一緒に なって工夫していくつもりです。  以上が建前としての説明ですが、本当の理由は一年半ほど前に私をメルマガに勧誘してくれた若者が、 一念発起して仲間と一緒にインターネット配信会社を立ち上げたので、それを応援したいと思ったからです。  私は、ブログもインターネット有料配信も、いつでもやめるつもりで書き続けてきました。その気持ちは 今も変わりません。しかし、彼らが新しい試みをするということで元気をもらいました。私も彼らを応援する つもりで、一緒にあたらしいメディアづくりに挑戦することにしました。  これからの世の中は若者に託したい、そう思って、彼らとともに発信していきます。  2010年7月1日より配信を完全移行し、まぐまぐでのメルマガ配信は6月30日の配信以降は 停止となります。  読者の皆様はとくに解約の手続きをとる必要はなく、私がまぐまぐからの配信を停止した段階でその月 からの課金は自動的に停止されます。  引き続き、「天木直人のメールマガジン」を購読していただける読者におかれては、下記URLより、 あらたにメルマガの登録(申し込み)をお願いします。登録(申し込み)は随時受け付けています。課金は 7月の購読開始の後から始まります。  ◎天木直人のメールマガジン ─  反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説  http://foomii.com/00001/  フーミーのホームページを開いて私の顔写真をクリックすると案内の画面が出てきます。  (1) 【購読手続きへ進む】ボタンを押下し、「新規ユーザー登録」より、   ・メールアドレス   ・パスワード   ・クレジットカード番号(有効期限)   を入力後、入力した情報を確認。  (2) 間違いがない場合、「購入する」をクリックして申込完了。  これまで購読をいただいた読者の皆様には、ここに深く感謝させていただくとともに、もし引き続き 購読いただけるのであれば、よろしくおつきあいください。  私は購読してくださいとお願いをするつもりはありません。 誰に媚びることなく、一切の曇りもない心で、 気力、体力を振り絞って書き続ける、今まで以上に鋭角的に書いていく、それだけです。  権力を崇高したり、特定の政治イデオロギーを信奉したり、特定の政治家や政党と利害関係を 持っている人は、私のメルマガを読むと、これからはもっと不愉快になると思いますから、この機会に購読を止めることをお勧めします。  それでは7月1日から、あらたなスタートをさせていただきます。  これまでのご購読ありがとうございました。                                                                  天木直人

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