□■□■ 【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン 2010年5月15日発行 第172号 ■ ───────────────────────────── ヤクザと創価学会の真実 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このタイミングを逸したら書く意味がなくなるというテーマがある。 これから書くこともその一つだ。 写真週刊誌フライデー(講談社)の5月28日号に、「元後藤組組長が明かしたヤクザと 創価学会の真実」という驚愕の記事を見つけた。 その記事は、きょう5月15日発売の自叙伝「憚りながら」(宝島社刊)のなかで元組長が 告白しているという、創価学会と後藤組の驚くべき癒着関係を紹介している。 それは一言で言えば、創価学会が巨大権益にまつわるトラブル処理のため後藤組を用心棒として 使ったうえ、ダーティワークも任せていた、という告白である。 ダーティワークを頼んでおいたにもかかわらず、用済みになれば後藤組を切り捨てようとした、 その事への怒りで後藤組幹部が創価学会本部に発砲し、それがきっかけで創価学会と後藤組は再び 協力関係になったという。 後藤氏がかくも驚がく的な告白本を世に出したのは、義憤にあるという。 「創価学会は人を利用するだけ利用して、用済みになれば簡単に切り捨ててきた」 「池田教が国家権力の中枢に入り込み、日本を乗っ取ろうとしている」 「一番の悪はやっぱり裏で(他の者に)汚れ役をさせといて、表で善意に満ち溢れた教祖様面してる 池田大作だろうな」 おどろくべき痛烈な批判だ。 このような批判は誰もできない。 国民にとって逆らう事のできない絶対的暴力が組織暴力団の暴力である。 いまでこそ公明党は野党になったが、公明党は過去10年間自民党との連立政権を組んで日本を 動かしてきた公党だ。 その公明党の支持母体である創価学会が暴力団組織とこのような関係を続けていた。その事を当事者 が告白したのだ。 政治がまともに機能していたなら国会での大問題にならなければおかしい。 現に後藤氏自身が次のように語っているという。 「池田や学会、公明党がガタガタ言ってくるんなら、いつでも相手になってやるよ。なんなら民主党も 、学会と反目になって『黒い手帳』とかいう本を出した矢野さんと俺を、国会で証人喚問したらどうだ」 物凄い挑発だ。物凄い覚悟だ。 果たしてこの週刊フライデーの記事は、いや、その記事の元になっている後藤組元組長の「憚りながら」 (宝島社)という本は、参院選前の日本の政局や、その後の連立政権組み換えにどのような影響を与える のだろうか。 私が冒頭にいまこの記事を指摘しておかないと意味がないと書いたのは、間違いなくこの著書がこれから メディアをにぎわすからだ。 あるいはそれとは逆に、これほどの重大問題にもかかわらず、いや重大問題であるからこそ、メディアは まったく無視して沈黙を守るかもしれない。 どちらに転んでも週刊フライデーが掲載した一本の記事に関する反響が、この国の政治の正体を我々に 示してくれる事になる。 このメルマガは今書いておかないとまったく意味のないものになる、という意味はそこにある。 ここ一週間のメディアから目が離せない。 _______ 天木直人のメールマガジン 2010年5月15発行 第172号

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