□■□■ 【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン 2010年5月5日発行 第157号 ■ ───────────────────────────── 日本は今、日米同盟固定化の瀬戸際に立たされている ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 昨日(5月4日)夕、私は鳩山首相が語る言葉を聞きながら、「この男の厚顔ぶりは一体何なんだ」、 と怒りに震えて自らのブログで訴えた。 沖縄県民は今こそ鳩山打倒に立ち上がれ、私も鳩山打倒に参加する、と。 それから一夜明けて、あらゆる報道に目を通し、怒りはさらに倍加した。 しかし怒りとともに、絶望的な思いがそれを上回りつつある。 確かに沖縄県民は怒っている。しかしそれが全国民の怒りにひろがる気配はない。 ルーピィ鳩山は決して辞めない。沖縄県民の声に心を左右されるような人間の心はない。 社民党は連立政権を決して離脱しない。できない。連立を離脱すれば社民党は空中分解する。 なによりも与党を前提に参院選挙準備を進めてきたからいまさらポスターを変えられない(5月4日東京)。 メディアに溢れる鳩山批判は、私のような日米同盟反対の立場からの批判ではない。政局がらみの批判だ。 だから言っただろう。最初から普天間移転など言い出さなければよかったのだ、米国に不信を抱かせた鳩山 は辞めろという批判でしかない。 私は懸念する。それは、鳩山首相が、「日米同盟重視の観点から抑止力は必要である、海兵隊は必要である、 それがわからなかった自分が浅はかだった」、そう認めて米国に屈したからだ。 これで二度と米国に逆らえなくなった。その鳩山首相を認めれば日米同盟は固定化される。 なぜ私が鳩山打倒を目指すのか。それは、もし沖縄県民の反対がここで鳩山政権を倒せば、その後に代わる 如何なる新政権も、沖縄県民の声を聞かざるを得なくなるからだ。 それこそが在日米軍基地を日本から撤退させられる唯一の道であるからだ。日米同盟から解き放たれる 事につながる。 いま日本はその瀬戸際に立たされている。 これから参院選までの毎日が、日本の将来を決める歴史的な日々となる。 _________ 天木直人のメールマガジン 2010年5月5日発行 第157号

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