□■□■ 【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン 2010年4月6日発行 第103号 ■ ───────────────────────────── 鎌田慧氏が国会前で座り込みをする ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今日4月6日の東京新聞紙上で、ルポライターの鎌田慧氏が国会前で座り込みをすると宣言した。 「本音のコラム」の中の彼の言葉を要約するとこうだ。 ・・・沖縄の彫刻家・金城実氏が携帯電話をかけてきた。酒を飲むにはまだ早い。そう思って 耳をすませたら、野太い声の調子はいつもと違って真面目だ。 「6日の火曜日にそっちにいく。首相官邸前で座り込みをするんだ。きてもらえませんか」 私も彼と同じ71歳。桜の季節になったとはいえまだ花冷えだ。路上に座り込むなど寒そうだなあ と思わず身を縮めたのは、受話器を握りながら、自分でも座る気持ちになっているからだ・・・ 沖縄の友人たちがわざわざやってくるのだから、見て見ぬ振りをするわけにはいかない・・・ 私が目に留めたのは鎌田氏の心境を表す次の言葉だ。そのまま引用する。 「あれほど悪評がたかく、ひどい政治だった小泉首相、彼よりもさらに投げやりだった麻生首相の ときでさえ、官邸前に座ることなど考えたことがなかった・・・鳩山首相はそれほど嫌いではない。 せっかく政権交代をしたんだ・・・自民党に戻すわけにはいかないが、沖縄に基地を押し付ける公約無視 はやってはいけない」 鎌田慧氏との個人的面識はまったくない私だが、鎌田氏が書く文章から伝わる氏の考えは、私が最も 信頼するものの一つだ。 その鎌田氏がついにこういう事を書くようになった。 平沼、与謝野新党がメディアをにぎわしている。 その評判は散々だ。およそ共通の政治思想がない、老人ばかりの新党なぞ成功するはずはない、などなど。 この後どのような新党が乱立しようとも、よほどの事がない限り新党に風は吹かない。 私もそう思う。 しかし、それでも鳩山首相には日本を任せられないと考える国民の声が強烈に増えつつある。 あれほど国民の期待を集めて成し遂げた政権交代であったにもかかわらず多くの無党派層が裏切られたと 思い始めた。 その事を鳩山首相は深刻に受け止めなければならないということだ。 _________ 天木直人のメールマガジン 2010年4月6日発行 第103号

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