Foomii(フーミー)

天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

「天木直人メルマガ」2010年2月23日発行 第54号
無料記事

□■□■  【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■    天木直人のメールマガジン 2010年2月23日発行 第54号 ■     ──────────────────────────────         もう一つの密約─諸悪の元凶である日米地位協定            ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    今日のメルマガでは、長崎知事選と町田市長選挙で民主党候補が自公候補に負けた 事を書いて発信する予定でいた。  鳩山首相は政治とカネで負けたと言っていたが、そうではない。  鳩山民主党の5ヶ月の政策の迷走が国民の期待を裏切ったからだ。  国民の心が民主党から離れたのだ。  それを謙虚に受け止め、初心にもどって革命政権に徹しろ、と。  ところが、今日発売のサンデー毎日3月7日号に、「日米地位協定という『密約』」と いう渾身のレポートを見つけたので、急遽その事について書く。  吉田敏浩というジャーナリストが最高裁の極秘資料を大学図書館で見つけ教えてくれた。  少しでも日米戦後史を調べたことのある人なら気づくはずだ。  サンフランシスコ講和条約で書けなかった事を日米安保条約で書き、  日米安保条約で書けない事を日米地位協定で書く。  そしてその日米地位協定の解釈(運用)を、さらに密約で合意して国民に隠す。  これが戦後の日米関係なのである。  密約の核心は、米軍人の犯罪で蹂躙されてきた日本国民の人権・命が、この国の政府 (自民党政権、外務省、最高裁判所)の手によって切り捨てられてきた事実だ。  これ以上のことをここで書く余裕はない。ジャーナリスト吉田敏浩氏に敬意を表して サンデー毎日を読んでいただきたい。  かつて私が読んだ梅林宏道NPO法人ピースデポ代表の著書「在日米軍」(岩波新書)の中に こういうくだりがある。  「・・・このような『法の支配』という理念そのものを平然と愚弄するような国においては、 市民の倫理観は朽ち果て、国は亡びていくであろう・・・」  この言葉は、憲法9条の拡大解釈を繰り返して、この日本をここまで米国の戦争に従属させて いったこの国の指導者たちを厳しく糾弾した言葉だ。  それを知っていながら口をぬぐってきたこの国の現実主義者たちを批判した言葉だ。  今、まさしくジャーナリスト吉田敏浩氏はそれを国民に問うている。  この闇を情報公開すれば国民は日米関係の現実を知ることになる。  この闇を情報公開しなければ鳩山・岡田民主党の国民主権政治は嘘ということになる。    この闇を小沢一郎が情報公開できなければ、小沢の唱える対等な日米関係は偽物ということだ。                 _________   お知らせ  以下の通り案内します。  2月26日(金) 午後5時30分開場  パネルディスカッション 水島朝穂(早稲田大学法学学術院教授)              天木直人              平岡秀夫(衆議院議員・民主党)  場所 弁護士会館2階 講堂クレオ  東京メトロ 霞ヶ関駅 出口B1-b  問い合わせ 第二東京弁護士会 人権課       03-3581-2257   お詫びと訂正  これまで問い合わせ先を人事課と表示してきましたが人権課の 誤りでした。お詫びして訂正させていただきます。                                                      天木直人のメールマガジン 2010年2月23日発行 第54号  

今月発行済みのマガジン

ここ半年のバックナンバー

2026年のバックナンバー

2025年のバックナンバー

2024年のバックナンバー

2023年のバックナンバー

2022年のバックナンバー

2021年のバックナンバー

2020年のバックナンバー

2019年のバックナンバー

2018年のバックナンバー

2017年のバックナンバー

2016年のバックナンバー

2015年のバックナンバー

2014年のバックナンバー

2013年のバックナンバー

2012年のバックナンバー

2011年のバックナンバー

2010年のバックナンバー

2009年のバックナンバー

このマガジンを読んでいる人はこんな本をチェックしています

月途中からのご利用について

月途中からサービス利用を開始された場合も、その月に配信されたウェブマガジンのすべての記事を読むことができます。2026年6月19日に利用を開始した場合、2026年6月1日~19日に配信されたウェブマガジンが届きます。

利用開始月(今月/来月)について

利用開始月を選択することができます。「今月」を選択した場合、月の途中でもすぐに利用を開始することができます。「来月」を選択した場合、2026年7月1日から利用を開始することができます。

お支払方法

クレジットカード、銀行振込、コンビニ決済、d払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払いをご利用いただけます。

クレジットカードでの購読の場合、次のカードブランドが利用できます。

VISA Master JCB AMEX

キャリア決済での購読の場合、次のサービスが利用できます。

docomo au softbank

銀行振込での購読の場合、振込先(弊社口座)は以下の銀行になります。

ゆうちょ銀行 楽天銀行

解約について

クレジットカード決済によるご利用の場合、解約申請をされるまで、継続してサービスをご利用いただくことができます。ご利用は月単位となり、解約申請をした月の末日にて解約となります。解約申請は、マイページからお申し込みください。

銀行振込、コンビニ決済等の前払いによるご利用の場合、お申し込みいただいた利用期間の最終日をもって解約となります。利用期間を延長することにより、継続してサービスを利用することができます。

購読する