□■□■ 【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン 2010年2月20日発行 第51号 ■ ────────────────────────────── 「小沢・検察の闘い」とは何だったのか ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 大騒ぎした「小沢・検察の闘い」がすっかりメディアから消えた。 あれは一体何だったのか。 所詮権力者同士の闘いである。 どっちが勝っても負けても、権力の犠牲になっている善良な国民が救われることはない。 正直者が馬鹿を見るのだ。 私は繰り返しそれを書いてきた。 それを見事に物語る記事が2月20日の朝日新聞に並んで掲載されていた。 一つは検察の不当捜査を徹底的に批判し続けた郷原信郎元検事の投稿だ。 彼は「小沢氏の対決姿勢はどこへ」という見出しで、不起訴になった直後の2月4日に、 小沢幹事長が記者会見で「検察の公正公平な捜査結果と受け止める」と述べたことを厳しく 批判している。 愕然とした。小沢氏の検察捜査との闘いは何だったのか。これでは石川氏らを人身御供に 差し出して、自分だけ起訴を免れることで手打ちしたと思われても仕方がないだろう、と。 実際のところ、この騒動は、あの小沢発言で急速にしぼんでしまった。 その郷原元検事の投稿の横に、朝日新聞編集委員の星浩氏の政治コラム「政態拝見」があった。 その中で彼はこう書いている。 ・・・テレビ局の知人に「小沢氏の影響力は言われているほど大きくない」と指摘したら、 「それでは視聴率がとれないし、面白くない」と不満そうだった・・・ 小沢たたきも、検察たたきも、そうすれば視聴率があがり、読者が増えるからだ。 決して正義の追求ではない。 真実を見極めようとすることは退屈なことである。視聴率はとれない。 しかし、我々は退屈なことにこそ真実があると思わなくてはならない。 退屈な社会こそ、平和で、人間らしい社会であると知らねばならない。 権力者が大騒ぎをし、その権力者にスポットライトが当たるような毎日は、そもそもおかしいと 気づかなければいけない。 _________ お知らせ 以下の通り案内します。 2月26日(金) 午後5時30分開場 パネルディスカッション 水島朝穂(早稲田大学法学学術院教授) 天木直人 平岡秀夫(衆議院議員・民主党) 場所 弁護士会館2階 講堂クレオ 東京メトロ 霞ヶ関駅 出口B1-b 問い合わせ 第二東京弁護士会 人事課 03-3581-2257 天木直人のメールマガジン 2010年2月20日発行 第51号

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