□■□■ 【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン 2010年2月15日発行 第46号 ■ ────────────────────────────── リベラル「無党派層」はいないのかー出てくるのは保守新党構想ばかり ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2月13日の朝日新聞政治コラム(「政態拝見」)で、峰久和哲という編集委員が 次のような興味ある指摘をしていた。 ・・・「無党派層」という言葉を使い慣れているうちに、「無党派層というのはいつも 同じ人たちだ」という錯覚を持ってしまいがちだが、それは違う。 最近の世論調査から推論すると、政権交代後の「無党派層」は、「自民党支持をやめた けど民主党支持にもならなかったひとたち」と「民主党に期待をしたけど幻滅したひとたち」 がかなりいることがわかる。 こうした無党派層の現状を考えると、今夏の参院選では、民主党でもない自民党でもない 勢力が大きな飛躍をするチャンスがあるだろう・・・と。 これは皆が感じていることだ。 だからこそ参院選前にあらたな政党が出来る事が当然視されているのだ。 既存の政党の中でも「みんなの党」の支持率が増えつつあるのだ。 しかし、よく考えてみるがいい。 巷間伝えられる新党の動きも、「みんなの党」も、いずれも日米同盟を前提とするいわゆる 保守政党だ。 選挙に負けて出直そうとする自民党との違いが見えない。 もっと言えば、マニフェストを放棄して次々と現実的になりつつある今の民主党と、出直そう とする自民党のどこが違うのか、どんどんと不明になりつつある。 いわゆる無党派層は、保守政党に失望した者だけではないはずだ。 社民党の裏切りに失望したり、日本共産党のイデオロギー至上主義についていけないリベラル 市民もまた政治に絶望し、政治から離れつつある。 出てくる新党構想がすべて保守政党であり、護憲派の中からリベラル新党の動きがまったく見られ ないところに、この国の政治の本当の閉塞感がある。 _________ お知らせ 以下の通り案内します。 2月26日(金) 午後5時30分開場 パネルディスカッション 水島朝穂(早稲田大学法学学術院教授) 天木直人 平岡秀夫(衆議院議員・民主党) 場所 弁護士会館2階 講堂クレオ 東京メトロ 霞ヶ関駅 出口B1-b 問い合わせ 第二東京弁護士会 人事課 03-3581-2257 天木直人のメールマガジン 2010年2月15日発行 第46号

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