□■□■ 【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン 2010年1月22日発行 第22号 ■ ────────────────────────────── 沖縄県名護市の市長選挙はどうなっているのか ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1月22日の日刊ゲンダイに「大マスコミの小沢狂騒でかき消されているが、沖縄ではいま、 24日投開票の名護市長選挙がデッドヒートを迎えている」という記事があった。 毎度のことながら沖縄がらみの記事は、沖縄地方紙では大きく取り上げられても全国紙には ほとんど報じられない。だから大方の国民は気づかない。 しかし、景気、政治資金疑惑とならんで普天間基地は鳩山政権の三大課題のはずだ。 なぜ盛り上がらないのか。 そう思っていたら、日刊ゲンダイは基地容認の旧勢力が盛り返してきたと報じていたのでさらに驚いた。 その理由として日刊ゲンダイは、民主党など6党の応援する基地反対派の新人と自公が支援する現職の 容認派の一騎打ちにもかかわらず、「(民主)党本部からの応援も少ない。たまに民主党議員が応援に 駆けつけても、企業が休みの日曜日など、タイミングがいまいち・・・」と書いていた。 さらに日刊ゲンダイは、「連日の狂ったような小沢報道は、国の大事を左右する名護市長選にも影響を 落としている」と続けていた。 私は本当の理由はそれではないと思っている。 鳩山政権はもはや普天間基地移設問題でこれ以上米国を刺激するのは得策ではないと思っているのでは ないか。 今度の選挙で負ければ自公政党との選挙に負けるというマイナスはある。 しかしその一方で、県民の意思表明に反対してまでも県外移設にこだわらなくてもいいという免罪符を 得る事になる。対米外交を修復させられる。 もしそういう思いがあって名護市長選挙に熱が入らないのであれば残念だ。 沖縄は再び見捨てられ、県民感情は分断されたままになる。 それにしても最近の鳩山民主党政権の対米外交は、発足当時とあまりにも様変わりだ。 鳩山首相は21日の衆院予算委員会で「(日米中の三角形の)辺の長さが同じとは認識していない。 日米同盟が機軸だ」と述べたという。 1月22日の日経新聞は、岡田外相が昨年12月に米国のクリントン国務長官とゲーツ国防長官あて に核の傘による抑止力を評価する書簡を送っていたと報じている。 1月21日の読売新聞「日本の針路」は、岡田外相が1月12日にハワイでクリントン国務長官と 会談した際、「(核密約の解明に関し)日米同盟にとってマイナスの影響を及ぼさないよう、事前に 緊密に連絡させていただきます」と伝えたと報じている。 クリントン長官はわずかにうなずいただけだった、という。 ______________________ お知らせ 以下の通り案内します。 1月28日(木) 午後6時20分 講演 沖縄基地と日米安保の将来 場所 JR王子駅北口2分 北とぴあ第2研修室 問い合わせ 佐野雄二 042-945-6338 2月6日(土) 午後6時開場 講演 鳩山外交に私が望むもの(仮題) 場所 蕨市民会館 048-445-7660 問い合わせ 田中和子 048-444-3210 2月26日(金) 午後5時30分開場 パネルディスカッション 水島朝穂(早稲田大学法学学術院教授) 天木直人 平岡秀夫(衆議院議員・民主党) 場所 弁護士会館2階 講堂クレオ 東京メトロ 霞ヶ関駅 出口B1-b 問い合わせ 第二東京弁護士会 人事課 03-3581-2257 以上 天木直人のメールマガジン 2010年1月22日発行 第22号

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