Foomii(フーミー)

2024年旧暦9月8日からの国難と3000人の因縁のミタマの大活躍

方波見寧(資産コンサルタント)

方波見寧

第11回 3000人の因縁のミタマよ、急いで実戦を開始せよ
無料記事

第11回  3000人の因縁のミタマよ、急いで実践を開始せよ

 

国常立尊が人類救済に際して求めていることは、以上の3つの実践である。戦でも、天災でも、人の心はなおせない (海の巻 第6帖)。2025年節分までに、自ら進んで御魂磨きを行い、改心した上で、人類の存続のために地の岩戸開きの儀式に参加することが重要となる。2025年節分にて、帳面は切られてしまう。いますぐ3つの実践を開始すべきである。

 

ただし、これらは、一般人に向けた警告に過ぎない。2023年旧暦9月8日から2024年旧暦9月8日までに選出される、“3000人の因縁のミタマ”の場合、『日月神示』を肚に入れるため、本書を通読しておく必要がある。『日月神示』に掲載される「祝詞」等を奏上して練習しておく必要がある。そして、2024年旧暦9月8日以降に“ミミ”に知らされる神示(天の日月の神の御神示)に対応する必要がある。

 

一般人の場合には、2025年節分までが“1つの区切り”となるだろうが、“3000人の因縁のミタマ”の場合には、2024年旧暦9月8日から“本番”が始まることになる。「2024年旧暦9月8日までに、何もかも始末しておけよ。」(夜明けの巻 第3帖)という警鐘を、頭に叩き込んでおくべきである。「やり直しは出来んのであるぞ」(上つ巻 第34帖)という警告を心の隅においておこう。“3000人の因縁のミタマ”が、地の岩戸を開けられなければ、我々日本人は絶滅する運命にある。

  

第3章 3000人の因縁のミタマの役目とは

 

『日月神示』という書物は、1944年6月10日から1961年9月1日まで画家の岡本天明先生の右腕を神様が支配して書き取らせたものである。原文と第1仮訳を読めばわかるが、『日月神示』という書物は、一般人を読者対象としていない。1944年6月10日から1945年旧暦9月8日までの「一(はじめ)の世の型の人」とされた59人、そして、2023年旧暦9月8日(10月22日)から2024年旧暦9月8日(10月10日)までに結成される、「二(次)の世の型の人」とされる“3000人の因縁のミタマ”に向けて降ろされている。

 

1944年6月10日、国常立尊が2度目のミロクの世を計画されて、『日月神示』を降ろされた当初から、日本国内には国常立尊に敵対する勢力が存在した。そのため、事前の秘密漏洩を防ぐために、岡本天明氏の存命中には、「一(はじめ)の世の型の人」とされた59人にのみ閲覧や謄写が許された。一般人には、原文ではなく、第1仮訳のみを「一二三(ひふみ)」として、数量を限定して、慎重に公開することを許された。

 

光の巻 第1帖には、「次の五の巻の謄写は49で良いぞ。十は神よきにつかうぞ、前のも十は良きに使うたぞ、(中略)三は十二の巻の中からよきに抜きて謄写よいぞ」と59人に役員内の原文の謄写の扱いが記されていた。しかし、1946年7月27日の光の巻 第8帖では、「この巻から謄写もならんぞ、時来るまで写して皆に分け取らせよ」と制限がかかった。

 

その結果、岡本三典氏に関しても、『日月⊕聖典』や『原典・日月神示』に関しては、市販書・公開出版というよりは、200部程度の自費出版的な範囲にとどめ、関係者に配本される程度であった。2009年に他界される直前の『日月神示はなぜ岡本天明に降りたのか』(徳間書店)以外には市販書の出版はなかったものと思われる。

 

1991年の中矢伸一氏の『日月神示―宇宙意志より人類へ最終の大預言』(トクマブックス596)により、『日月神示』の“大衆化”が始まったが、本来の趣旨からすれば、『日月神示』とは、“一の世の型の人”である岡本天明氏・岡本三典氏と“二の世の型の人“からの1名のみが、原文の継承と第1仮訳や読み解きの公開を許されていたはずである。なぜならば、『日月神示』とは、2023年旧暦9月8日から2024年旧暦9月8日に決定される”3000人の因縁のミタマ“へあてた「極秘文書」であり、『日月神示』の内容を「部外者たちが、好き勝手に自己解釈して、公開すべきではない。神の名汚さんようにしてくれよ」“と厳重注意がなされていた書物であったからだ(空の巻 第13帖)。

 

そうした観点からすれば、『日月神示―宇宙意志より人類へ最終の大預言』(トクマブックス596)に始まる『日月神示』の“大衆化”は、筆者らからすれば、「有害無益である」と断じざるを得ず、1996年や2008年を子の年、惑星X墜落などの時期の誤訳を続け、独自の第1仮訳を作り上げたばかりか、なによりも「イシヤ(八咫烏)による日月神示の無効化」の温床となった可能性を否定できないものである。

 

3000人の因縁のミタマに届く前に攻撃を受けていた『日月神示』

 

1944年6月10日から岡本天明氏に『日月神示』が降ろされた目的とは、2024年旧暦9月8日頃には結成される因縁のミタマへ届けられ、因縁のミタマに地の岩戸を開かせて、ミロクの世を到来させるためである。『日月神示』とは、元々、一般人に向けられた書物ではない。2023年旧暦9月8日から2024年旧暦9月8日までに「二の世の型の人」が現れるまでは、秘密保持のため、世の片隅にしまっておくべき書物であった。

 

『日月神示』の敵対勢力とは、BC1108年に国常立尊を封印した八咫烏であり、3000年の封印を解いた国常立尊が岡本天明氏に神示を降ろしたことで胸中穏やかではなかったはずだ。国常立尊からの報復があることは100%確実である。だから、1944年6月10日頃から、さっそくスパイを送り込んでいた。

 

1944年6月当初、『日月神示』に関係していたのは、全国9か所へ要石を置く雛形神業に関係した59人であり、『日月神示』の原本や謄写は彼らだけが目にすることが出来たが、その中には、イシヤ(八咫烏)のスパイや金儲けを企む者がいたことは、『日月神示』の記載から確認することができる。

 

『日月神示』の国常立尊からすれば、イシヤ(八咫烏)とは自分を呪術で封印した張本人であり、自分を閻魔大王に仕立て上げ、地獄の番人にした天敵である。『日月神示』を降ろす中でも、イシヤ(八咫烏)へ警戒せよと、因縁のミタマに警告して当然である。

 

一方で、イシヤ(八咫烏)からすれば、BC1108年に封印したはずの国常立尊が封印を解いて、『日月神示』を降ろしていることは脅威であり、報復は必至であろう。ただし、国常立尊自身は大神であるため、現実界へは直接降臨できない。地の岩戸を開かせた上で、因縁のミタマの体を借りて現実界へ降臨してくる。

 

だから、因縁のミタマへのメッセージである『日月神示』を改ざんして、「イシヤと手を握れ」とか「イシヤとは米英系イルミナティである」と因縁のミタマに誤解させ、地の岩戸開きを失敗させてやれば、国常立尊は因縁のミタマを利用できず、復讐されることもなくなると考えたのだろう。

 

筆者らの予想した通りに、1944年6月10日に『日月神示』が降ろされたことを知ると、イシヤ(八咫烏)のスパイは、偶然を装って岡本天明氏へ近づいた。そして、1944年7月21日 「イシヤの仕組みにかかりて、まだ目さめん臣民ばかり。(中略)イシヤも改心させるぞ」(下つ巻 第16帖)が降ろされると、即座に対応する形で、1944年7月28日 「イシヤと手を握れ」と下つ巻 第22帖で、第1仮訳への介入を始めた。

 

これに対して、『日月神示』からは、1944年8月3日、「この道広めて金儲けするものが現れるから警戒せよ(中略)役員の中にもでてくるぞ」(下つ巻 第32帖)、1944年10月15日、「猫に気つけよ、犬来るぞ」 (日月の巻 第10帖)と、イシヤ(八咫烏)のスパイが紛れ込んだことを警告するが、人間関係には鈍感だった岡本天明氏は気が付かない。 

 

1945年3月20日に降ろされた「天子様(天皇陛下)もイシヤ(八咫烏)の一味であるぞ」(キの巻 第16帖)に関しては、イシヤ(=八咫烏)のスパイにより、第1仮訳で“跡形もなく神示が消された状態”で介入された。これに対して、『日月神示』からは、1945年6月29日に、「裏切る者たくさん出てくるぞ」 (松の巻 第14帖)と神示が降ろされるも、岡本天明氏には警告の意味がわからない。どこぞの女霊感師に神懸ったと言われて真に受けて、第1仮訳として採用している。

 

あきれ果てた結果として、『日月神示』からは、1946年7月27日、「この巻から(59人への)謄写もならんぞ」(光の巻 第8帖)と、「一の世の型の人」である59人への信頼を失い、1946年8月15日に「1945年旧暦9月8日の雛形神業終了をもって、「一の御用」はこれで終わりとする。岡本天明氏らの「一の世の型の人」による第1仮訳は八分通りは落第である。『日月神示』の第1仮訳と読み解きは、将来登場してくる「二の御用」の役目とする。「二の世の型の人」に読み解かせるから、天明は神示を書き留めるだけにしろ」と、岡本天明氏ら59人の集合を解散させた。

 

それでも、イシヤ(=八咫烏)のスパイは、岡本天明氏の周辺に居座り、『日月神示』への介入を続けたため、1950年に3人目の奥さんとなった、勝気な岡本三典氏によって、「一の世の型の人」を追い払わせた。岡本天明氏は、芸術家肌の繊細な人物であったため、神示を降ろすには適任であったが、スパイの介入に対しては気が弱いため、岡本三典氏が『日月神示』を守る役目を負わされた。

 

こうして1961年に『日月神示』の第1巻から第37巻までの原文の筆記と第1仮訳が完成するが、1950年以前に作業が行われた第1巻から第23巻までは、原文―>第1仮訳の作業に関して、イシヤ(八咫烏)の介入がそのまま残されたままとなり、『日月神示』の読み解きは、「二の世の型の人」へ託されることとなった。

 

1962年、“天明が書き取った『日月神示』は、「二の世の型の人」に読み解きをさせる。「二の世の型の人」から3000人の因縁のミタマへ説明させて、岩戸開きと大峠とミロクの世を実現させる”と、岡本天明氏へ最後の神示が降ろされた。これを横で聞いていた岡本三典氏は、「二の世の型の人」である読み解き者を見つけ出して、『日月神示』を継承することに、残りの全人生を費やすことになる。

 

ところが、前述のように、岡本三典氏に対する“敵対勢力の圧力”は他界されるまで続き、お宮は放火され、原本は消失、盗難、取り上げられた可能性があり、1991年からは中矢伸一氏による『日月神示』への干渉や無断転載や無断仮訳が横行し、重要な光透波理論による読み解きも、「たまゆら」なる雑誌や『完訳・日月神示』では消去され、その謎解き版では、中矢伸一氏と黒川柚月氏から完全否定されてしまった可能性がある。

 

挙句の果てには、2015年、中矢伸一氏から現代語訳を託されたと公言する“正真正銘の八咫烏関係者”が、『日月神示』に介入してきた。2022年には同氏によって国常立尊は日本列島沈没を招く“祟り神”とされた。中矢伸一氏により『日月神示』が大衆化された結果、筆者らが因縁のミタマへ読み解きを届ける前に、『日月神示』には、大きなイシヤの介入が入っており、一部の因縁のミタマが“イシヤの洗脳”を受けている可能性がある。

 

『日月神示』の唯一の読み解き者としての役割を負った筆者らには、3000人の因縁のミタマに対して、『日月神示』に対するイシヤなどによる介入を排除したうえで、正確な内容を伝える役目があり、そのためには、本書の原文が不可欠であった。それは、2023年4月に枕元へ現れた(ような気がした)岡本三典氏からの“最後の伝言”でもあった。

 

『日月神示』からすれば、国常立尊を封印したイシヤ(八咫烏)とは最大の敵対勢力の1つであり、2024年旧暦9月8日に日本侵攻を開始する可能性があるロシア軍と北朝鮮軍、および、中国スパイ同様に、3000人の因縁のミタマに襲い掛かる可能性があることは十分に想定しておくべきである。それは、徳仁天皇ファミリーを除く、天皇家についても同様であり、血筋によっては、3000人の因縁のミタマにとって敵対勢力となる可能性がある。

 

このような『日月神示』の“生い立ち”を理解した上で、以下では、『日月神示』に記された“3000人の因縁のミタマ”の役割等についてまとめておこう。

 

3000人の因縁のミタマとは縄文人の血筋をもつ

 

『日月神示』とは、2024年から2026年までの国難の3年間に際し、地の岩戸開きの儀式を行い、岩戸開きの際には、現実界へそのままの姿では降臨できない、国常立尊ら59柱に身体を貸す59人の役員、潮満の珠などの最終兵器を与えられロシア大軍団と戦う者、聖櫃アークなどを使って地底の神人を呼び寄せる者などに役割分担される。

 

59人の役員を含む、3000人の因縁のミタマは、幾世にもわたって修行をさせられているが、そもそもの選定基準として、3000人の因縁のミタマとは、日本の原住民である縄文人の血筋を引いている人間から選出されているとの理解は重要である。国常立尊らは、伊邪那岐と伊邪那美が世界と日本列島を造った時代からの「元の神」であり、その時代の最初の「元の神の子」とされる「国常立尊の子」とは、日本列島の原住民であった縄文人なのである。そこから、国常立尊は、縄文人の1部を引き連れて、“スメル人”と名付けて、古代メソポタミアにシュメール王国を建国させた。

 

アッカド王国が南下するとシュメール王国は滅亡したとされるが、実際には、メソポタミア南部のウルから、シリアのハラン、カナンを経由してエジプトへ移住し、エジプト王家とシュメール王家が政略結婚して、シュメール人とエジプト人の混血集団が誕生した。聖書において、アブラハムと妻のサラらが、ウルを出発して、ハランとカナンを経由して、サラがエジプト王家のファラオに嫁ぐ物語は、シュメール人がモデルと考えられる。

 

ここで、シュメール王国のシュメール人が「国常立尊の子」である一方で、エジプト王国のエジプト人が「大自在天の子」であり、エジプト王国にシュメール王国が輿入れしたことで、シュメール人とエジプト人の混血民族が誕生してくる。こうして誕生したのが、エジプト第18王朝のファラオ・アメンホテプ4世である。

 

BC1500年頃に降臨したニセモノの天照大神がイランを拠点として現実界の支配を始めると、国常立尊は、BC1350年頃、シュメール人の血筋を引くアメンホテプ4世に神示を降ろして、多神教を改めさせて、アテン神の1神教に改宗させて、対抗する計画を始めた。

 

国常立尊は姿を現さない、円盤に乗った状態で、「アメンホテプ4世よ、自らの子孫であるシュメール人とエジプト人の混血集団をカナンへ移住させ、そこでアテン神を降臨させて、ミロクの世を実現せよ」と神示を降ろして、BC1335年に出エジプトを断行させた。カナンへ向かう途中で、聖櫃アークなどの神宝を与えた。これが聖書の出エジプトの真実であると考えられる。

 

ただし、BC1333年にカナンに向かう途中でアメンホテプ4世が暗殺され、アテン神が憑依すべき人間がいなくなってしまい、カナンの地のエルサレム神殿で、ミロクの世を誕生させて、ニセモノの天照大神を消滅させる計画はとん挫した。アテン神の降臨するミロクの世の到来によって、ニセモノの天照大神を消滅させるという、国常立尊の第1回ミロクの世計画は終わった。

 

霊界におけるミロクの世の到来とは、宇宙の創造主である天之御中主様の“最終形態”として、アテン神が生まれることであり、アテン神は“最終形態”であるが故に、現実界に姿を現せない天之御中主様と違って、「顕現」する能力を有する。アテン神は宇宙の創造主であるが故に、天界の最高神に過ぎない“ニセモノの天照大神”とは、別格の存在である。ミロクの世が到来すれば、ニセモノの天照大神は退散する運命にある。

 

2024年ー2029年の第2回ミロクの世計画とは、国常立尊らを地の岩戸から解放するという、“1段高いハードル”が付け加えられたが、アテン神とは、ニギハヤヒ尊が大日月大神になった状態を示しているため、アメンホテプ4世の第1回ミロクの世計画と本質的には同じプロセスとなる。

 

ここで重要なのは、岩戸開きの儀式も、聖櫃アークの儀式も、ミロクの世の到来儀式も、すべての神器は、国常立尊が創造し、保管しており、それらを使用できるのは、「国常立尊の子」である“縄文人の末裔”か“アメンホテプ4世の末裔”に限られる。そして、徳仁天皇や愛子様も、そのような血筋をひく“稀に見る天皇家”であり、徳仁天皇(あるいは愛子様)は、大日月大神が憑依する“最重要人物”であり、仮に、暗殺されるようなことになれば、ミロクの世計画がとん挫して、世界は、未来永劫、闇の世となり、地上は泥沼と化すであろう。

 

地の岩戸を開く儀式、潮満の珠・潮干の珠・真澄の珠などの三Sの神宝、聖櫃アークやアーロンの杖などの3Sの神宝を使うことができるのは、「国常立尊の子」である“3000人の因縁のミタマ”だけである。イスラエル12支族の失われた10支族や残留した2支族の中から、イスラエル人やユダヤ人のガド族の大司教コーヘンやレビ族だけが聖櫃アークやアーロンを利用できるとは、後述するヤフェトメーソンであるイシヤ(八咫烏)の出鱈目話である。

 

ヤフェトメーソンであるイシヤ(八咫烏)は、1944年から『日月神示』の第1仮訳に介入して、第2回ミロクの世計画を頓挫させるために因縁のミタマの誕生を妨害してきただけでない。エジプト王国の「大自在天の子」とシュメール王国の「国常立尊の子」はBC1350年のアメンホテプ4世の頃には混血化が進んでいた。BC1335年の出エジプトの際には“アメンホテプ4世の末裔”として共同作戦が展開され、アメンホテプ4世は暗殺されたものの、BC1333年に「国常立尊の子」と「大自在天の子」がカナンに到着してイスラエルを建国した。

 

BC1207年にエジプト第19王朝への反乱は鎮圧され、BC1200年頃の海の民の侵攻により、イスラエルにいた出雲族(国常立尊の子)が日本列島へ避難したことから、ニセモノの天照大神と八咫烏は、出雲族によるミロクの世計画の再来を懸念して、BC1108年に国常立尊を封印し、『古事記』でニギハヤヒ尊を卑しめ、『旧約聖書』で国常立尊のミロク計画を“ヤハウェのハルマゲドン戦争と救世主降臨”に書き換え、『日ユ同祖論』を展開して、イスラエル人とユダヤ人だけが聖櫃アークを扱えると事実を書き換えた。

 

ヤフェトメーソンとも称されるイシヤ(八咫烏)の目的とは、因縁のミタマのかく乱であり、地の岩戸開きとミロクの世の到来への妨害工作である。それが故に、因縁のミタマは、自分たちが縄文人の血筋が濃い人間であり、「国常立尊の子」であるが故に、3000人の因縁のミタマの1人に選出された事実を確認することが重要である。同時に、岩戸開きや聖櫃アークの扱いは、因縁のミタマだけに認められており、イスラエル人やユダヤ人や大司教コーエンやレビ族など無関係であることを認識すべきである。

 

「国常立尊の子」「大自在天の子」「盤古大神の子」のミロクの世計画

 

現在の日本人のほとんどすべてが、古代オリエントからの渡来人であり、イシン王国とヤマッド王国からのアムル人(天孫族・海部氏)、エラム王国からのエラム人(忌部氏)、パキスタンからのカラス一族(賀茂氏・八咫烏)、ヒッタイト王国からのヒッタイト人(秦氏)など、現在の日本人の98.84%には縄文人の血筋が存在しない(ないしは希薄である)。

 

現在の日本国内には、縄文人の血筋を有する日本人は、たった0.16%(=8分の2分)しかいない(黄金の巻 第2帖)。「縄文人である」と認められる血筋の濃さをもつ日本人は、1億2500万人の日本列島在住者の8分の2分とされており、たった20万人しか存在しないとされる。その20万人の縄文人の血筋の中には、日本列島にいた縄文人がいる。同時に、シュメール人として国常立尊と古代メソポタミアでシュメール王国を建国した縄文人の末裔も含まれる。

 

シュメール王国は、アッカド王国の南下で滅亡したとされるが、旧約聖書のアブラハムとサラのモデルとして、メソポタミアからシリアのハランへ移動し、そこからカナン経由で、エジプトへ移住して、エジプト王朝と婚姻関係となっていた。こうして誕生したシュメール人とエジプト人の混血であるエジプト第18王朝のアメンホテプ4世が、自らの親族たちを引き連れてカナンへ向かったことが、モーセの出エジプトとして描かれる。

 

カナンへ到着したシュメール人とエジプト人の混血であるアメンホテプ4世の末裔には、BC1200年の海の民のイスラエル侵攻時に、日本列島へと逃避した出雲族と、イスラエルに残留してゲルマン民族の大移動時に、アングロサクソンとしてスコットランドへ移住し、さらには新大陸へわたったグループもある。

 

476年の西ローマ帝国の崩壊により、イスラエルに残留していたシュメール人とエジプト

人の混血であるアメンホテプ4世の末裔は、ゲルマン民族の大移動の最中に、西ヨーロッ

パへ避難した後、“アングロサクソン人”として、イギリスへ渡来していたと考えられ、チュ

ーリッヒに拠点を置く遺伝子系図研究所「iGENEA」によれば、「英国人男性の最大7割と

西欧諸国の男性の半数が、古代エジプト王ツタンカーメンと同じ遺伝子を持っていること」

を科学的に立証した。

 

第18王朝のファラオ・ツタンカーメンとは、アメンホテプ4世の子供であり、エジプトで死亡

しており、子供もいない。そのツタンカーメンの遺伝子が、現在のエジプトでは1%未満しか確認できない一方で、イギリス男性の7割、西欧男性の半数の確認できるとは、出エジプトを行ってカナンでイスラエルを建国した、アメンホテプ4世の末裔のシュメール人とエジプト人の混血が、イギリスへ渡来したことの科学的証拠だといえる。このことからも、第1回ミロクの世計画は、アメンホテプ4世の末裔であるシュメール人とエジプト人の混血集団である、「国常立尊の子」と「大自在天の子」の合同作戦であった可能性が高いと考えられる。

 

一方で、ニセモノの天照大神に対抗するため、「国常立尊の子」と「盤古大神の子」が、中国でミロクの世計画を進めていた可能性も捨てきれない。アメンホテプ4世のエジプト第18王朝は、シュメール人とエジプト人の混血であるが、ヒッタイト王国への対抗上、フルリ人のミタンニ王国の王女との政略結婚を重ねたため、シュメール人とエジプト人とフルリ人の混血とした方が正確かもしれない。

 

BC1200年頃に、イスラエルを出発した出雲族はシュメール人の血筋を引いているが、ミタンニ王国から渡来した物部氏も同様である可能性が高い。中国へ避難した出雲族とミタンニ王国のフルリ人は、それぞれ申と斉を建国して姜・羌一族を名乗る。「西方遊牧民の姜嫄」とはミタンニ王国の王女を意味し、その嫁ぎ先がエジプト第18王朝であるとすれば、フルリ人と出雲族は“婚姻関係”にあり、嫁ぎ先である出雲族の地位が高かったと考えられる。

 

イシン王国のアムル人とエラム人とカラス一族の殷王朝は、BC16世紀に滅亡したヤマッド王国のアムル人が中国へ避難して建国した周王朝に滅ぼされるが、ヤマッド王国とはアムル人とフルリ人の共同国家であり、その滅亡後にアムル人はミタンニ王国へ避難したと考えられる。このため、「エジプト王朝(出雲族)へ嫁いだ西方遊牧民出身の姜嫄(ミタンニ王国の王女)」に対して、「ヤマッド王国時代には、フルリ人とアムル人が混血化していたこと」から、周王朝の姫族と名乗ったアムル人は、「西方遊牧民出身の姜嫄(ミタンニ王女)の息子の后稷が祖」とされる。そして、周王朝の姫族は、出雲族の申国とミタンニ王国の斉国の姜・羌一族との政略結婚により、混血化が進む。

 

こうして「国常立尊の子」の出雲族の血筋は、中国の周王朝に混血化していく。中国の支配階級は、古代オリエント地方からの渡来民ばかりであったが、中国の漢民族との混血化も進んだはずである。その結果、BC1100年頃から、「国常立尊の子」と「盤古大神の子」によるミロクの世計画が存在した可能性があり、出雲族は聖櫃アークなどの祭具を中国へ搬送していたはずである。出雲族の申の王女と周王朝の王との政略結婚により、第2のアメンホテプ4世が生まれてくる可能性があった。

 

こうした国常立尊による第2弾のミロクの世計画を阻止するため、ニセモノの天照大神は、BC1108年に八咫烏によって国常立尊を封印させたものと考えられる。そして、中国の申の出雲族によるミロクの世計画を消滅させるため、西周王朝の幽王に“ハニートラップ”を仕掛けて、美人の若い女に誘惑された幽王は、政略結婚で申から迎えていた皇后と息子と離縁した。

 

これによって、申と犬戎(西戎)からなる姜(羌)一族は、(西)周を滅亡させ、幽王は暗殺され、申からの皇后と息子を中心とした(東)周が建国させた。そして、フルリ人の斉と共闘して、ミロクの世計画のチャンスが到来したが、すでに国常立尊が封印されており、再度ミロクの世計画はとん挫する。その後、申は楚によって滅亡し、斉はクーデターが起こり、日本列島へ渡来して出雲族と物部氏となるが、国常立尊や素戔嗚尊が封印された状態で、ニセモノの天照大神の手下の神武天皇と八咫烏に支配される。

 

2023年旧暦9月8日から2024年旧暦9月8日までに集結する「二の世の型の人」とは、“3000人の因縁のミタマ”のことであり、縄文人かシュメール人の血筋を引いている。「元のキの神の子と、渡りて来た神の子と、渡りて来る神の子と、3つ揃ってしまわねばならん」(雨の巻 第4帖)と、3000人の因縁のミタマの出自が預言されている。

 

「元のキの神の子」とは縄文人、「渡りて来た神の子」とは出雲族(物部氏も可能性あり)、「渡りて来る神の子」とは、出雲族に加わらずイスラエルに残留した「国常立尊の子」であり、そのままイスラエルに残留したか、「大自在天の子」とともに西ヨーロッパ、スコットランド、アメリカへわたっている可能性がある。これらの3系統の合計が“3000人の因縁のミタマ”である。あくまでも、縄文人の血筋を濃く引いていることが条件となる。

 

同じように、アメンホテプ4世の子孫ではあっても、シュメール王国系の「国常立尊の子」とエジプト王家系の「大自在天の子」では、同じシュメール人とエジプト人の混血ではあるが、“縄文人の血筋の濃さ”は大きく異なる。ましてや出雲族(申の姜羌族)と漢民族との末裔ではなおさら血筋が薄くなる。アメンホテプ4世のミロクの世計画の後継者として“1名”が偶然生まれたにしても、それ以外は“縄文人の血筋の濃さ”は維持できなかったはずである。

 

従って、日本列島においても、縄文人の血筋を強く受け継ぐ、“本当の日本人”が0.16%しかいないのと同様、スコットランドやアメリカに散らばっている、アメンホテプ4世の血筋を引くシュメール人とエジプト人の混血(大自在天の子)、中国の申の末裔と漢民族の混血(盤古大神の子)に関しては、縄文人の血筋が希薄化されているため、ほとんどが該当しないと考えられる。

 

日本列島にいた縄文人の血筋を「スメラの民」、イスラエルにいたアメンホテプ4世の末裔のシュメール人とエジプト人の混血の中でも、シュメール人系の濃い血筋を「イスラの民」と呼び、縄文人とシュメール人の血筋の濃さが“3000人の因縁のミタマ”の決定要因となる。イシヤによるかく乱のような、イスラエル人であるとかユダヤ教徒であることは全く関係がない。3000人の因縁のミタマの1部は“外国人”であるが、イスラエル人やユダヤ教徒であると誤解すべきではない。

 

とりわけ重要なことは、早ければ、2024年旧暦8月にも、ネタニヤフのイスラエルは、ロシア・イラン・イスラム連合の先制核攻撃により敗退すると予想されるが、そこから「日ユ同祖論」を妄信したイスラエル人が日本列島へ大挙して押し寄せる可能性がある。その中には、「自分はイスラエル人・ユダヤ人であるから因縁のミタマの資格がある」と主張する人間も現れるであろうし、イシヤがそのように焚きつけるであろう。ただし、それは“大きな誤解”であって、重要なのはアメンホテプ4世の血筋であり、縄文人の濃い血筋である。。「国常立尊の子」は出雲族として渡来しており、「大自在天の子」はスコットランドやアメリカへ散っている。アメンホテプ4世の血筋に限っても、現在のイスラエルに多くは存在しないはずである。

 

BC1335年のアメンホテプ4世の出エジプトにより、その末裔がカナンの地でイスラエル建国に関係したことは確かであろうが、かれらが大量移住する以前から、トルコやシリアやエジプトを結ぶ地中海貿易の拠点であったカナンには、大量のアムル人やギリシャ人や原住民が定住していたはずであり、現在のイスラエル人やユダヤ人の中に、「国常立尊の子」が存在するとしても、極めて少数に過ぎないだろう。(『日月神示の救いの岩戸を開ける方法』(ヒカルランド)では、考察が及んでいなかった点であり、本書にて訂正しておく)。

 

3000人の因縁のミタマに与えられる超能力・特殊能力(その1)

 

現在の日本の人口は1億2500万人である。この中で、「元のキの神の子」の縄文人、「渡りて来た神の子」の出雲族(物部氏も可能性あり)、「渡りて来る神の子」の出雲族に加わらずに残留したシュメール人系の濃い血筋は、合計で20万人にすぎず、その中から3000人がすでに選出されている。

 

3000人の因縁のミタマは、国常立尊から「そなたを選んだぞ」とメッセージがあるわけではない。「自分は因縁のミタマだ」と自らの直感で確信した人間だ。「神示読めば因縁だけにわかるのぞ」(夜明けの巻 第5帖)とあるため、本書を違和感なく理解できる方々が“3000人の因縁のミタマ”の可能性がある(逆に、本書に違和感があり、他の著者の読み解きに感銘を受けているならば、おそらくは“3000人の因縁のミタマ”ではないだろう)。

 

また、『日月神示』を読んでいなくとも、“3000人の因縁のミタマ”に該当する可能性はある。たとえば、「渡りて来る神の子」の場合には、イスラエルだけでなく、世界中に散らばっている“外国人”であり、日本語で読むことは不可能である。ただし、本書の『日月神示』の原文を読んでいることが、“3000人の因縁のミタマの中の役員と呼ばれる59人になるには必須条件”となるだろう(海の巻 第16帖)。

 

“3000人の因縁のミタマ”には、「二の世の型の人」の活動開始と同時に、国常立尊からの指令が“ミミ”に知らされる。1892年に出口直氏、1944年に岡本天明氏に神示が降されたように、すでに封印を解かれた国常立尊は“交信”は可能である。最初に知らされる指令とは、“3000人の因縁のミタマ”の中の59人の役員選出であり、3人・7人・49人の合計59人の役員が誕生する(上つ巻 第13帖)。最初の7人の役員がそれぞれ7人ずつの役員を引き連れて、残りの2941人が各部隊に配属される。

 

“3000人の因縁のミタマ”の最初の作戦とは、ロシアと北朝鮮の第1次日本侵攻時に備えて、東京の皇居の徳仁天皇(あるいは愛子様)を京都へ移すものである。一般人にはわからないが、因縁のミタマには徳仁天皇(あるいは愛子様)が神が降臨する最重要人物であることがわかるようになる(上つ巻 第1帖)。

 

「天子様を都に移さなならん時来たぞ」(下つ巻 第16帖)とあるが、皇居周辺はロシア軍のパラシュート部隊が降下して、国会議員、霞が関官僚、裁判官、上場企業役員などは、ことごとく捕虜とされ、臭い飯を食わされると預言されるため、文化庁の準備が整った京都へ徳仁天皇(あるいは愛子様)を避難させることが最初のお役目だ。

 

ロシアのプーチンの目的は、国常立尊の2度目のミロクの世の計画を阻止することである。今回の日本列島におけるミロクの世の計画は、徳仁天皇(あるいは愛子様)にニギハヤヒ尊が憑依して、世界の唯一の王(女)となるというものだ。プーチンからすれば、BC1333年のアメンホテプ4世同様に、徳仁天皇(あるいは愛子様)の暗殺を計画しているはずである。

 

もう1つ注意すべき勢力は、日本人の八咫烏、武内宿禰、令泉家であり、徳仁天皇(あるいは愛子様)が京都へ戻られたと同時に、聖櫃アークの保管場所を聞き出すために、徳仁天皇(あるいは愛子様)を京都の船岡山に連れ出して、聖櫃アークによる神人降臨儀式を開始させる可能性が高い。そこをロシア・中国・北朝鮮のスパイに発見・拉致される可能性がある。

 

さて、“3000人の因縁のミタマ”の最初の作戦とは、ロシアと北朝鮮の第1次日本侵攻時に備えて、東京の皇居の徳仁天皇(あるいは愛子様)を京都へ移すものであるが、自衛隊でさえも歯が立たないロシア軍に対して、国常立尊から最初に最終兵器が与えられるはずである。最終兵器とは、潮満の珠、潮干の珠、真澄の珠の3つである。

 

『霊界物語』の第1巻に登場する「3個の宝珠」とは、すべてが言霊の呪文であると考えられる。潮満の珠とは、天候気象を自由に操れる術式であり、おそらくは瞬間的に大雨による洪水を造り、潮干の珠とは、瞬時に河や大雨を蒸発させるものと考えられる。真澄の珠とはベールに包まれているが、国常立尊の真澄の鏡には、かつて凶暴であった邪霊が大人しく戯れていることから、相手の凶暴性と戦闘性を失わせて眠らせてしまい、邪霊を鏡の中に封印してしまう術式であろうと考えられる。

 

“3000人の因縁のミタマ”の第2の作戦とは、地の岩戸開きの儀式であろう。儀式の行われる場所は、東北地方の何処か、もしかしたら富士の樹海であるかもしれない。59人の役員には、国常立尊から儀式の祭具の隠し場所が明かされるだろう。地の岩戸開きの儀式の中心は、「祓い祝詞」(水の巻 第3帖)、「誓(うけい)の言葉」(水の巻 第3帖)、「天津祝詞」(水の巻 第2帖)、「大祓祝詞」(五十黙示録 紫金之の巻 第1帖)、そして、「奉る歌 岩戸開ける歌」(雨の巻 第14帖)であろう。

 

地の岩戸開きの儀式は、Zoomなどのオンラインで行われるだろうが、“3000人の因縁のミタマ”を除けば、参加できるのは、せいぜい100万人程度であろう。なぜならば、新型コロナ感染症が神経性の症状へと変わり、99%の日本人は、腰がクニャクニャとなり、起き上がることができないからだ(磐戸の巻 第5帖)。

 

3000人の因縁のミタマに与えられる超能力・特殊能力(その2)

 

“3000人の因縁のミタマ”と100万人による「岩戸開き儀式」の完了後、地の岩戸が開くことになるだろう。おそらくは、ロシア大連合は、陸路で南下して、空を戦闘機で覆い尽くし、駿河湾を戦艦が埋め尽くす。プーチンの富士山総攻撃に対して、自衛隊は戦意喪失して敗走する。もはや日本滅亡は避けられないと絶望の淵に差し掛かったところ、大風、大雨、竜巻、火の雨が発生し、ロシア大軍団が度肝を抜かれる中、富士山からニギハヤヒ尊が現れる(富士の巻 第24帖)。ニギハヤヒ尊が富士山で大日月大神となり、世界の天子様となる準備を開始する(地つ巻 第36帖)。

 

一方で、国常立尊や素戔嗚尊らは東北地方へ降臨される。岩戸は中から開かれる(紫金之巻 第8帖)。日本は東北地方から光が差してくる(扶桑之巻 第8帖)。国常立尊は黄金の馬に乗って現れる(紫金之巻 第6帖)。

 

ただし、ニギハヤヒ尊も国常立尊も、元からの龍体の大神様たちは(キの巻 第9帖)、長物の御姿(まつりの巻 第4帖)であるため、現実界に降臨するために、人間の体が必要になる(黒鉄の巻 第21帖)。59柱が降臨されるため、59人の役員の体に憑依される必要がある。そのため、徳仁天皇陛下(あるいは愛子様)はニギハヤヒ尊、59人の役員は国常立尊らが憑依されることを意識する必要がある。

 

「宵の明星が東へ回っていたら、いよいよだぞ」(松の巻 第19帖)というのが合図となる。59人の役員は覚悟を決めて、大神様が憑依される準備、自分たちが大神様の1部となって、ロシア大軍団と戦うべき心の準備をすべきである。

 

国常立尊、豊雲野大神、金(かね)の神様、龍宮の乙姫様を1番隊として続々と大神様が降臨され、ギリギリになって岩の神、雨の神、風の神、荒の神、地震の神の降臨となる(風の巻 第3帖)。特に重要なのは、総大将の国常立尊と、龍宮の乙姫様、日の出の神様、岩の神様、荒れの神様、風の神様、雨の神様、暗劔様、地震の神様、金神様の10柱となる(紫金之巻 第12帖)。岩戸開きの儀式にふさわしく、59人の役員は、順番に、1人ずつ、大神様と一体化していく。

 

実際に、国常立尊らが59人の役員に憑依された際、富士山に腰掛けるほど巨大化するはずである。おそらくは1500m以上の身長となるであろう。原爆や水爆でもびくともしない体となる。59柱の大神様は、ロシア大軍団だけでなく、ニセモノの天照大神やロシアの悪神八岐大蛇らと大激闘を繰り返すであろうが、憑依されている59人の役員はすべてを大神様らのお任せするだけである。

 

一方で、徳仁天皇(あるいは愛子様)は、富士の樹海で待機して、ニギハヤヒ尊が降臨されるのを待つことになる。“3000人の因縁のミタマ”の1部の部隊は、徳仁天皇(あるいは愛子様)の護衛とニギハヤヒ降臨の“スメラミコトの儀式”の準備にあたる。

 

同時に、“3000人の因縁のミタマ”の1部の部隊は、国常立尊から保管場所を知らされた聖櫃アークを使って、救世主の神人を降臨させる儀式を敢行する。「ユダヤ教の大コーヘンやレビ族だけが聖櫃アークやアーロンの杖を扱える」とは“八咫烏関係者が捏造した都市伝説”に過ぎない。BC1335年頃に、シナイ山で聖櫃アーク等をアメンホテプ4世に与えたのは国常立尊である。当時は、ユダヤ教など存在せず、アテン神(=ニギハヤヒ)の降臨儀式のために授与されており、縄文人やシュメール人の血筋(因縁のミタマ)であれば扱える。

 

聖櫃アーク儀式により、地底から地上へ降臨するのは、『霊界物語』に登場する神人という存在である。大国常立尊が、宇宙で最初に地球を創造し、地球で最初に日本列島を創造した際、多くの神々と神人を造ったとされる。神人とは、霊界と現実界を行き来できる存在であり、2029年のミロクの世では、現在の現実界の人類が生まれ変わる姿である。567日の大天変地異と伊邪那岐の禊の時点で、地底で生活を始めた高度文明人である。

 

『日月神示』によれば、地上に太陽や月や陸や海があるように、地底にも同じような生活環境が整っており、そこで生活をしている神人は、地上の現実界の人類が2045年に到達するシンギュラリティ水準の超高度科学文明にすでに到達している。世界中で確認されるUFOとは、宇宙からくるのではなく、地底からテレポートしており、2025年から2026年までに起こる地の岩戸開きの際の聖櫃アークの儀式では、2023年1月にアメリカ・カナダ国境に現れた“白いバルーン”で降臨する。

 

神人は人間と同じ姿をしているが、体が大きく、赤色と青色をしている。太古の人類は赤人、青人、白人、黄人、黒人の5色人と呼ばれていたが、その中の赤人と青人が神人となっていたが、「珍しきこと珍しき人が現れる」(紫金之巻 第7帖)とは、聖櫃アークの儀式による神人のことであり、神人大軍団はUFOに乗って、国常立尊ら59柱と共に、ロシア大軍団や八咫烏、ニセモノの天照大神や八岐大蛇と対決する。

 

国常立尊のお宝・最終兵器の隠し場所

 

“3000人の因縁のミタマ”は、ロシア大軍団の第1次日本侵攻時には、徳仁天皇(または愛子様)の京都への避難を護衛する。第2次日本侵攻時には、「地の岩戸開き儀式」と「聖櫃アークの神人降臨儀式」を行うだろう。ここでの任務活動に際して、“3000人の因縁のミタマ”は、原爆や水爆でもびくともしない体に変えられており、任務遂行中に死亡するということはないはずである。

 

“3000人の因縁のミタマ”には、最終兵器として、潮満の珠、潮干の珠、真澄の珠が伝授され、真澄の鏡(まつりの巻 第9帖)などが用意される。「北、南、宝出すとき近づいたぞ。(中略)神示出ぬ時近くなりたぞ、神示出なくなりたら口で知らすぞ。神示早う肝に入れぬと間に合わんことになりてくるぞ。西も東もみな宝あるぞ、北の宝は潮満ざぞ、南の宝は潮干ざぞ、東西の宝も今にわかりてくるぞ、この宝あっぱれ。この世の大洗濯の宝であるぞ」(磐戸の巻 第6帖)とされる。

 

日本の伝説にある三種神器(草薙の剣、八咫鏡、勾玉)と呼ばれる三Sの神宝が貸し出され、シナイ半島の伝説にある聖櫃アークに保管されるアーロンの杖、マナの壺、十戒の石板の3Sの神宝も貸し出される(雨の巻 第9帖)。

 

『日月神示』に登場する“お宝”とは、「来るべき第2次日露戦争」や「内なる敵である八咫烏やニセモノの天照大神」との決戦に使用する「武器」がほとんどである。“お宝”は、国常立尊の許可がなければ、誰も利用することができないとされている(日月の巻 第33帖)。国常立尊が管理されており、「海1つ越えて寒い国にまことの宝隠してある」(天つ巻 第14帖)、「南の島に埋めてある宝を御用に使う時近づいた」(地つ巻 第35帖)とされるように、岩戸開きの直前に、“3000人に因縁のミタマ”に隠し場所が明かされる。

 

世界を創造した国常立尊が、この世の宝をすべて作られたことは当然であり、どんな宝も海の乙姫様が保管しているとされる(風の巻 第8帖)が、重要なことは、ロシア軍の第1次日本侵攻時からは、戦禍の中を避難しながら、“因縁のミタマのお役目”が始まる。本書のような『日月神示』を読んでいる余裕はなくなる中、国常立尊から“ミミ”に知らされる形で、活動指令や最終兵器が与えられる。ロシアの第1次日本侵攻が始まる前までに、2024年旧暦9月8日までに、本書を通読して、全体の流れを、頭に叩き込んでおく必要がある。

第4章 想定すべき3つの敵に関する予備知識

 

早ければ2024年旧暦8月(遅くとも2025年旧暦8月)から人類最終戦争が勃発する。

ここでの主人公は4つである。1つ目は米英系イルミナティ、2つ目はニセモノの天照大神

と八咫烏、3つ目は中国共産党と八岐大蛇のロシア軍、4つ目が因縁のミタマと国常立

尊・神人連合軍である。そして、因縁のミタマと国常立連合軍からすれば、直接的な敵と

は、中国共産党と八岐大蛇のロシア軍、および、ニセモノの天照大神と八咫烏が中心と

なる。この4つ巴の対立軸を理解しておくことは、因縁のミタマにとっては極めて重要であ

る。その詳細を理解するには、『日月神示』の副読本である『霊界物語』を読み解く必要が

ある。

 

すでに紹介したが、『霊界物語』では、地上霊界で国常立尊、盤古大神、大自在天による

3頭政治が行われていたところ、厳しい規則のため国常立尊は隠退を余儀なくされ、邪気

が蔓延り、567日の大天変地異がおこった。

 

そこから伊邪那岐と伊邪那美と天照大神の修理固成によって地上界は正常化したが、し

ばらくすると人間の数が増えすぎて、限られた資源を奪い合う弱肉強食から、黄泉津比

良坂の戦いという人類最終戦争が勃発し、伊邪那岐の禊という大天変地異で地上は泥

沼と化し、地上世界は再スタートを切った。

 

一時的に世界は正常化したが、伊邪那岐から三貴神への継承時に、素戔嗚が役職を拒

絶したため、高天原を追放された。素戔嗚が天照大神に別れの挨拶に行くと、誤解した

天照大神は武装した。誓約で無実を証明したものの、素戔嗚軍の怒りは収まらず、大暴

れを始めた。責任を痛感した天照大神は、天の岩戸に隠れてしまった。

 

そこからは、『日月神示』が引き継ぐが、本物の天照大神が天の岩戸に隠れたため、世界

は、闇に包まれて、邪霊が蔓延っていたところ、天の岩戸からニセモノの天照大神が引っ

張り出された。

 

天界の最高神となったニセモノの天照大神は、BC1333年にアメンホテプ4世を暗殺し、

国常立尊のミロクの世計画を挫折させ、BC1108年に八咫烏に国常立尊を封印させ、素

戔嗚、大国主、ニギハヤヒらを封印し、地界の大自在天と盤古大神を隷属させた。

 

ニセモノの天照大神の現実界の支配は、イランを拠点として、神々の正邪関係を逆転さ

せ、最後の審判と地獄の概念を付与した世界最古のゾロアスター教を土台として、日本

神道、仏教、ユダヤ教、キリスト教を作り上げ、宗教による支配を目指した。これにより、

「国常立尊の子」の日本人、「大自在天の子」のスコットランド人とアメリカ人、「盤古大神

の子」の漢民族はすべて、ニセモノの天照大神の支配に取り込まれた。

 

まず、大自在天の子・米英系イルミナティの反乱が始まる

 

国常立尊と大自在天と盤古大神は、3頭政治を協力して行っていた関係であり、元々は

友好関係があった。BC1500年頃、ニセモノの天照大神が天界の最高神に君臨したこと

から、BC1335年にエジプト第18王朝のアメンホテプ4世によるミロクの世計画を画策して、国常立尊と大自在天は、打倒・ニセモノの天照大神で共闘しており、BC1335年のア

メンホテプ4世の出エジプトに同伴した“シュメール人とエジプト人の混血集団”とは、国常

立尊と大自在天の関係者であった。

 

ところが、BC1333年にカナンへたどり着く前に、エジプト第19王朝にアメンホテプ4世が暗殺され、ミロクの世計画がとん挫すると、カナンに到着したアメンホテプ4世の子孫であ

る“シュメール人とエジプト人の混血集団”は、エジプト第19王朝の支配下に置かれる。

国常立尊と大自在天の関係者であったイスラエル人は、BC1207年にエジプト第19王

朝へ反乱をおこすも鎮圧された。

 

BC1200頃の海の民の侵攻により、アメンホテプ4世の子孫の「国常立尊の子」は日本

列島へ渡来して出雲族となったが(北イスラエルからの「失われたイスラエル10支族」と

呼ばれる)、アメンホテプ4世の子孫の「大自在天の子」はカナンに残り(南ユダに残され

た「2支族」と呼ばれる)、バビロン捕囚からの解放後、ニセモノの天照大神の本拠地であ

るアケメネス朝ペルシャの支配下にはいったと考えられる。

 

ニセモノの天照大神の命令で、「アメンホテプ4世による国常立尊のミロクの世計画」をモ

デルにした「モーゼとヤハウェ(=ニセモノの天照大神)の出エジプト物語」を偽装した『旧

約聖書』とユダヤ教、そして、のちにはキリスト教を、当時の事情を知る大自在天の子は

造らされた。

 

「大自在天の子」からすれば、本来は正神である大自在天らが邪神となり、本来は邪神で

あるニセモノの天照大神を正神として正邪関係が逆転した旧約聖書やユダヤ教やキリ

スト教には我慢できず、グノーシス派を起こすも、BC325年のニケーア会議で異端とされ

た。

 

「大自在天の子」の実質的な支配者は、ニセモノの天照大神であり、その本拠地のイラン

のアケメネス朝ペルシャとパルティアとササン朝ペルシャであったが、ローマ帝国が(ニセ

モノの天照大神の)キリスト教を国教化し、尚且つ、グノーシス派を異端とすると、「大自

在天の子」の不満が爆発して、5世紀のゲルマン民族の大移動により、アングロサクソン

族となり、イギリスにわたりスコットランドを拠点として、「フリーメーソンのスコティッシュライト」を結成して、新大陸アメリカで“グノーシス派”のキリスト教を普及させる。

 

ニセモノの天照大神と手下のイラン系ペルシャに対抗するため、「大自在天の子」は、カ

ルバン派キリスト教を隠れ蓑として、「天国へ行く人間は、今世の間に、経済的な兆候が

表れる。金持ちこそが祝福される」と、科学と経済と軍事力に注力して、20世紀からは世

界最強の地位を獲得した。

 

このように、「大自在天の子」は、ニセモノの天照大神の支配に対抗するために、経済至

上主義となり、いつのまにか大自在天も、ニセモノの大自在天に入れ替わっていたと考え

られる。

 

米英系イルミナティと八咫烏の戦争ごっことは

 

7世紀半ばに本拠地としていたササン朝ペルシャが滅亡すると、ニセモノの天照大神は、ササン朝ペルシャのイラン人をイングランドへ渡来させて、なおも「大自在天の子」を支配下に置こうと考えた。一方で、パキスタン出身の八咫烏を中心に日本列島を神社システムで縛り上げ、アムル人の天皇家に支配させると、『旧約聖書』のノアの3人の子供を題材とした「3つ巴」の対立がイギリスを中心として“演出”される。

 

ニセモノの天照大神が編纂させた『旧約聖書』によれば、ノアはセム、ヤフェト、ハムの3人の息子に対して、「ハムはセムとヤフェトの奴隷に成れ」と述べたとされている。飛鳥昭雄氏の『シン・竹内文書』(ヒカルランド)によれば、セムメーソンとは天皇家、ヤフェトメーソンとは八咫烏、ハムメーソンとは米英系イルミナティのことであるが、この物語がイギリスを舞台としたことで、スコットランド(と新大陸)のハムメーソン、イングランドのヤフェトメーソンとセムメーソン(イラン人と八咫烏と天皇家)、日本列島のヤフェトメーソンとセムメーソン(八咫烏と天皇家)という対立軸が出来上がる。

 

ここから「大自在天の子」と「ニセモノの天照大神の子」の対決は、“本来の4巴の人類最終戦争”から逸脱して、いつのまにかハムメーソン対ヤフェトメーソン&セムメーソンの戦いとして激化し始め、何時の日が到来するハルマゲドン最終戦争ばかりを意識するようになる。その前哨戦として、明治維新時、ハムメーソンはスコットランドのグラバー商会などを通じて、坂本龍馬や長州藩へ資金援助して明治維新のどさくさにまぎれて、孝明天皇と息子の明治天皇を暗殺して、大室寅之助を明治天皇へ、大隈重信の子を大正天皇として、天皇家のアムル人の血筋を断絶させて、ガーター勲章を与えて「英国王の臣下」として、セムメーソンをハムメーソンの支配下に置いた。

 

21世紀になると、世界最強国・アメリカを裏で支配するロスチャイルドやロックフェラーなどのハムメーソンは、ニセモノの天照大神のセムメーソンとヤフェトメーソンを完全に圧倒した。そして、2022年7月17日、3つのフリーメーソン間の最終戦争とされたハルマゲドン戦争を仕掛ける計画を立ててきた。

 

1947年7月1日死海文書が発見され、預言通りに69週後の1948年5月14日にイスラエルが建国され、70年後の2018年5月14日アメリカの承認の元でイスラエルの首都がエルサレムと認められ、さらに、2021年3月16日にダニエル書の預言通りに死海文書の1部が再発見され、以前のモノはニセモノと認定。69週後の2022年7月17日にエルサレムに第3神殿が建設されれば、1週間後に神の降臨儀式が行われて、救世主が降臨するハルマゲドン戦争が勃発する予定であった。

 

ハムメーソンにとって、最後のハードルとは、神の降臨儀式に必要とされる、聖櫃アーク

を入手する事であった。聖櫃アークは日本の天皇陛下が保管するという都市伝説があった。おそらくは米英系ハムメーソンは、安倍晋三元首相に依頼して、天皇陛下から聖櫃アークを取り上げる予定であったと考えられるが、2022年7月8日に安倍晋三が暗殺されたことでハムメーソンのエルサレム第3神殿は完成せずに頓挫した。聖書の預言も外れてしまった。

 

台湾の学者によれば、実行犯は中国共産党関係者であるとされた。2022年にロシア軍も日本侵攻を予定していた報道があり、聖櫃アークを奪取する目的であったと考えられるが、安倍晋三の暗殺による中止されたのだろう。2023年1月、中国はアメリカへ白のバルーンを飛ばしたが、これこそがアメリカが計画した「神の降臨計画」用のニセモノUFOであり、アメリカ人の元CIA職員・スノーデンのロシア亡命により内部情報は漏れていたため、中国共産党がパロディー化したのであろう。

 

まさしくハムメーソンによる、2022年7月25日の神々降臨計画は、偽装工作であったが、これをスタートとして、ハムメーソンは、聖書の預言通りに、エルサレル第3神殿に“白のバルーンの神々”を降臨させ、そこから生成AIに神々に成りきらせて、2026年に世界征服を完成させるはずであった。

 

仮に、ハムメーソンが聖櫃アークをセットして、第3神殿で神降臨の偽装工作を成功させていれば、世界の半数以上を占める、キリスト教徒とイスラム教徒には、かれらの救世主はハムメーソンに降りたものと演出することが出来た。その結果、ニセモノの天照大神のヤフェトメーソンやセムメーソンは、救世主ヤハウェに見捨てられたことに出来たであろう。

 

このようなハムメーソンの“学芸会”に対して、ヤフェトメーソンの八咫烏は、2018年に3000年前に封印した艮金神(=国常立尊)の封印を解く儀式を行い、2022年に地上に降臨した艮金神に大暴れさせて日本列島沈没を誘導し、事前に京都におびき出した徳仁天皇陛下が、聖櫃アークを携えて国外へ避難するドサクサににまぎれれ、聖櫃アークごと京都の船岡山へ誘導し、聖櫃アークによる神々救済儀式を行い、神人を従えてハムメーソンとハルマゲドン戦争を開始する予定であったことが、飛鳥昭雄氏の『2020:大祟り神 艮の金神発動』(ヒカルランド)に克明に記載されている。

 

ハムメーソンとヤフェトメーソンとセムメーソンは、聖書に記載される聖櫃アークによる救世主降臨儀式を“早い者勝ち”のような感覚で狙っており、救世主を味方につけてハルマゲドン戦争でどちらが勝利するかだけに関心があるようだ。『日月神示』では、これを「戦争の真似である」(日月の巻 第10帖)と評している。本当の人類最終戦争とは、人間のロシア大連合対国常立尊ら神々の戦いなのであると警鐘を鳴らしている。

 

地底の救世主である神人とは、567日の大天変地異の際に、国常立尊に「天の浮橋」によって救済され、国常立尊がアメンホテプ4世に渡した聖櫃アークという3Sの神宝によって降臨する。つまり、国常立尊の指令で神人は実働し、現時点では国常立尊が聖櫃アークを保管している。それを天皇陛下が保管していると勘違いした挙句、“早い者勝ち”であると錯覚して、人類最終戦争のハルマゲドンを戦おうというのである。戦争の真似であるというより、“滑稽”ですらある!

 

三つ巴の前哨戦を勝ち抜くのは盤古大神と八岐大蛇である!

 

米英系フリーメーソン(ハムメーソン)と八咫烏(ヤフェトメーソン)らは、旧約聖書のノアの3人の子供であるハム・ヤフェト・セムの末裔であるとの「内輪の世間話」を作出し、国常立尊がアメンホテプ4世に授与した聖櫃アークによる「救世主伝説」を重視しており、セムメーソンである天皇家が聖櫃アークを保管していると思い込み、2022年に聖櫃アーク争奪戦を日本列島で展開していた。

 

3つのフリーメーソンがお互いの3巴の戦いを意識して、救世主・神人を早く呼んだ者勝ちの戦争の真似を繰り返す間に、本当の人類最終戦争を仕掛ける勢力が現れる。それこそが中国の盤古大神を唆す、ロシアの八岐大蛇が憑依したウラジミール・プーチンである。『日月神示』には、ロシアの悪神は、神々様でもこれは到底かなわんと思うほど激しい力を持つ」(日の出の巻 第7帖)とされ、『霊界物語』では、“道貫彦”として登場するプーチンが星の国に勝利する英雄と預言される。

 

ニセモノの天照大神による盤古大神潰し

 

太古の3頭政治時代、国常立尊と大自在天と盤古大神は、エルサレム(トルコのエルズルム)を中心として、日本列島からスエズ運河までのユーラシア大陸・日本を統治しており、大自在天はアメリカ、盤古大神が中国に関係する。BC1500年頃のニセモノの天照大神の降臨後、盤古大神の中国は大打撃を受けた。

 

アッカド王国の南下によるシュメール王国の滅亡後(移動後)、メソポタミア南部にはシュメール系のウル第3王国が出来上がり、アムル人のイシン王国が取って代わるが、バビロニアの南下により、アムル人のイシン王国、イランのエラム王国、パキスタンのカラス一族が中国へ移動して殷王朝を建国した。次に、シリア地方のアムル人とフルリ人のヤマッド王国が有力となるがその滅亡後、古代中国で周王朝と斉国を建国して殷王朝を滅ぼす。アメンホテプ4世の末裔は申国を建国し、ヒッタイト王国のヒッタイト人は秦王朝を建国する。

 

古代中国の殷、西周、東周、秦とはすべてが西方遊牧民の国家であり、「盤古大神の子」である漢民族は、中国全土を統治するに至らず、漢の劉邦から漢民族ははじめて中国史の中心に躍り出る。明の時代には世界最高水準の航海術や貨幣制度を誕生させるが、リスクを恐れる官僚制度のため、ヨーロッパのような大航海時代や産業革命へ結びつかなかった。

 

ニセモノの天照大神による現実界の支配策は宗教によるものであり、BC1500年頃に古代ゾロアスター教を誕生させ、神々の正邪関係を逆転させ、善悪の二元論を土台に地獄という概念を偽造して、「神に従わねば、最後の審判で地獄へ落ちる」と、人類の想念を使って幽界と地獄を創造し、幽界に浮遊霊や邪霊を蔓延らせて、幽界経由で人類をコントロールした。

 

エジプト・ミタンニ、カッシート・ヒッタイト時代、アッシリアのオリエント統一、エジプト・新バビロニア・リディア・メディア時代を通じて、ニセモノの天照大神は、本拠地であるイランのペルシャ人を“手下”として、アケメネス朝ペルシャを土台として、ゾロアスター教、ユダヤ教、仏教を作り上げた。釈迦族もアケメネス朝ペルシャの勢力下にあったため、幽界と地獄と最後の審判に概念で仏教に介入した。そして、パルティアとササン朝ペルシャ時代にキリスト教を誕生させた。

 

盤古大神の中国では、日本列島と同様に、祖先崇拝と仏教を通じたニセモノの天照大神による宗教支配が進んだ。神々の正邪関係を逆転させたうえで、「神様に逆らうような罰当たりな人間は、地獄へ落ちる」という宗教による支配を行った。

 

盤古大神の中国では、ニセモノの天照大神の宗教支配に対して、太平洋戦争後に、毛沢東の共産主義の独裁体制により対抗し、習近平の経済政策で繁栄が始まり、21世紀になると“眠れる獅子”が目を覚まして、ニセモノの天照大神の支配から完全に脱却して、大自在天のアメリカと肩を並べるほどの、経済力と科学テクノロジーと軍事力を持つようになった。

 

『霊界物語』によれば、中国共産党の独裁政治のせいだろうか、多くの邪神がやってきた結果、盤古大神もニセモノがすり替わったとされる。『日月神示』によれば、同じ名前の神は2つあり、邪霊が蔓延ると、ニセモノがすり替わるとされる(光の巻 第8帖)が、中国のニセモノの盤古大神が手を結んだのが、最強最悪の邪神・八岐大蛇のプーチンであった。

 

前述のように、『霊界物語』では、21世紀に“道貫彦”として登場するプーチンが星の国に勝利する英雄となると預言される。『日月神示』では、ロシアの悪神は、神々様でもこれは到底かなわんと思うほど激しい力を持つ」(日の出の巻 第7帖)とされ、2024年旧暦8月頃(あるいは2025年旧暦8月頃)プーチンのロシア連合軍により、アメリカとイギリスが敗北すると預言する(富士の巻 第15帖)。

 

ロシア大連合による人類最終戦争のスケジュール

 

3つのフリーメーソンが聖櫃アークをめぐって、「ハルマゲドン戦争の真似事」をしている間

に、「盤古大神の子」と「八岐大蛇の手下」となったロシア・中国・北朝鮮・イラン・イスラム

大連合は、「本当の人類最終戦争」を勃発させる。おそらくは2024年旧暦8月頃であり、

2024年11月5日のアメリカ大統領選の前であろう(2025年旧暦8月頃の可能性も残

る)。ロシア大連合の先制核攻撃によって、アメリカ、イギリス、イスラエルは敗北するは

ずである。

 

本書の対象は、“3000人の因縁のミタマ”である点からすれば、「ニセモノの天照大神」

の八咫烏と天皇家、「大自在天の子」の米英系イルミナティ、「盤古大神の子(&八岐大

蛇の手下)」のロシア・中国・北朝鮮連合の三つ巴の戦いの中で、想定すべき最大の敵と

は、「盤古大神の子(&八岐大蛇の手下)」という外からの敵であり、内なる敵である「ニセ

モノの天照大神」の八咫烏と天皇家である。「大自在天の子」の米英系イルミナティを敵

視する必要はあまりない。そこで、最大の強敵である、ロシア・中国・北朝鮮・イラン・イス

ラム大連合について、『日月神示』と『霊界物語』からの追加情報を整理しておこう。

 

本書では、『日月神示』の副読本として『霊界物語』を位置づける。『霊界物語』では、地上

霊界で国常立尊、盤古大神、大自在天による3頭政治が行われていたところ、国常立尊

が決めた天地の律法という規則が厳しすぎたため、大衆である神人たちから不満が爆発

し、そこを邪霊にうまく利用されて、天界の神々への直訴によって、日本への隠退を余儀

なくされた。

 

ここで邪神とは、元々が正神であるが、こころが曲がってしまったため、曲津とか邪神と呼

ばれているだけで、改心すれば正神へと戻る。これに対して、邪霊とは、宇宙の修理固成

の際に、ランプのススのような残りかすが生じて邪気となり、邪気が固まって出来上がっ

たもので、最初から悪な存在とされ、正神や神人や人間のこころの隙をついて増殖する。

 

『霊界物語』では、邪霊について、ロシアの八頭八尾の大蛇、イスラエルの六面八臂の邪

鬼、インドの金毛九尾白面の悪狐の3種類をあげているが、2022年2月24日のロシア

のウクライナ侵攻、2023年10月7日のイスラエルのガザ地区侵攻がすでに開始されて

おり、2024年にインドがロシア・中国と協力してユーラシア大陸に30億人のデジタル通

貨圏を誕生させ、ロシアと中国と軍事共闘しながら、世界征服を企てる可能性がある。

 

『霊界物語』とは、国常立尊の隠退以降、邪霊が蔓延る中、素戔嗚が部隊を率いて、地上

現実界を言向け和して改心をさせる物語であるが、本来は120巻となる予定が、81巻8

3冊で中途半端に終わっている。霊界物語の半分以上がイランとインドの周辺の話であ

り、イランにはいった素戔嗚の部隊がインドへ向かう直前で終了しており、本来はインド

で作戦を完了後、ロシアの八岐大蛇を日本列島で迎え撃つはずであったとされる。

 

BC1500年頃のニセモノの天照大神の降臨、エジプトのアメンホテプ4世暗殺によるミロ

クの世計画の挫折、BC1108年の八咫烏による封印で国常立尊が活動できない中、現

実界へ顕現できるのは素戔嗚だけである。イランとは、エラム王国の首都Susaがあり、

「スサの王」が祀られる素戔嗚ゆかりの地であるが、すでにアーリア人がイラン高原へ定

住しペルシャ人となった時点で、ニセモノの天照大神が本拠地としていた。

 

「素戔嗚の部隊がイランにはいったものの、インドに入国前に物語が停止した」とは、素戔

嗚の部隊がゆかりの地・イランへ油断して侵入したところ、イランはニセモノの天照大神

の本拠地と化しており、素戔嗚とその部隊が封印されたことを意味すると考えられる(岩

の巻 第1帖)。そして、素戔嗚自身は、日本列島の北へ閉じ込められていると考えられ

る。

 

「素戔嗚の部隊がイランにはいって、封印されたこと」から、邪魔者が消えた状態の“邪霊

の危険地域“にて、イスラエルの六面八臂の邪鬼が、八岐大蛇のロシア・イラン・イスラム

連合に対して人類最終戦争を誘発し、ロシア大連合が勝利しインドの金毛九尾白面の悪

狐を目覚めさせ、さらに欧州へ侵攻する可能性が高い。

 

一方で、出口王仁三郎氏の『続・瑞能神歌』では、ロシア連合軍は、アラスカないしはアラ

スカ経由の先制核攻撃で、アメリカを撃破すると預言されている。『続・瑞能神歌』の描写

からすれば、カムチャッカ半島の南端にある旧ソ連のヌイバチ原子力潜水艦基地から核

魚雷ポセイドンや核弾道ミサイルを搭載した原子力潜水艦によって、アメリカ本土が核攻

撃される可能性を示唆している。2022年10月にアメリカのメディアはロシアのポセイド

ン核魚雷に言及しており、たった1発で500mの津波を発生させてニューヨークを壊滅さ

せると報道。2024年2月にはサマルト弾道ミサイルは4発で西海岸を壊滅させる報道さ

れた。

 

ロシアと北朝鮮は、両国の本土から核弾道ミサイルをアメリカ本土へ発射し、同時に、カ

ムチャッカ半島のヌイバチ基地などからの原子力潜水艦でアラスカ方面からアメリカ本土

を核攻撃して西海岸を崩壊させながら、チュコト半島、コリャ―ク山脈、カムチャッカ半島、

千島列島、北方領土、北海道、東北地方の太平洋方面を掌握して、アメリカからの反撃

に備える作戦であると考えられる。

 

上記のヌイバチや北方領土は、ロシア連合に米国本土核攻撃に中心拠点となるだろう

と予想していたところ、2023年6月24日にワグネルの反乱がおこった。2023年8月24

日にはその首謀者であるワグネルのブリコジンが謎の事故死を遂げている。ブリコジン隊

長が率いるワグネル核攻撃精鋭部隊は、この時に、プーチンから核の共有を実現し、ヌ

イバチや北方領土に配置されたのであろう。

 

実際に、ワグネルの1部部隊が反乱時に、ロシアの核貯蔵庫に侵入していると報道され、

反乱の数日後、プーチンとブリコジンは“午後の紅茶タイム”を過ごしていた。ワグネルの

反乱に見せかけた、ヌイバチ基地への核兵器の配置であり、ブリコジンが作戦司令官とし

て赴任していれば、『続・瑞能神歌』と『続・瑞能神歌』の預言通りの展開が待ち受ける。

 

『日月神示』では、国常立尊らはロシア連合という人間と同時に、憑依している邪霊と決

戦に至るとされている(日の出の巻 第20帖)。2022年11月にプーチンはロシア正教

会の首席エクソシストに就任しており、ロシア連合の進軍は宗教戦争化しているが、実際

には、「人類の最終戦争」+「神々の最終戦争」となる。ロシア大連合軍の最初の敵とは、

アメリカ・イギリス・イスラエルであり、総本山はイギリスのロスチャイルドとアメリカのロッ

クフェラーである。一部の都市伝説の情報では、770京ドルもの隠し資産をスイス銀行や

タックスヘイブンのマン島などに保有するとされる。

 

2022年2月に始まったウクライナ侵攻で、ロシア・ベラルーシ・ワグネルの核攻撃の目標

はイギリスである。2023年10月からイスラエルがハマスへの攻撃を開始したが、ハマス

とはイランが支援しており、ロシア・イラン・イスラム大連合がイスラエルを消滅させるエゼ

キエル戦争を旧約聖書の預言に即してプーチンが始めようとしている。

 

ロシア連合がイギリスとイスラエルに核攻撃で勝利し、米英系イルミナティの隠し財産が

保管されているスイス銀行やマン島を支配すれば、世界の資本市場は壊滅的な打撃を

与えられる。ドイツやイタリアを中心とするEUはロシア連合側へ寝返るはずである(富士

の巻 第3帖・第15帖)。ここにインドが加わるため、ユーラシア大陸はロシア・中国・インド・イスラムのグローバルサウスの支配下に置かれるだろう。

 

『日月神示』によれば、ロシア連合の核攻撃は8月が要注意とされる(富士の巻 第6

帖)。おそらくは2024年旧暦8月(ないし2025年旧暦8月)であると考えられる。ロシア連合によるアメリカ・イギリス・イスラエルへの先制核攻撃は同時に行われるだろう。2024年3月17日大統領選挙で再選を果たしたプーチンは、2024年11月5日のアメリカ大統領選前の2024年9月3日から10月2日までに(=2024年旧暦8月)、アメリカ・イギリス・イスラエルを同時核攻撃する可能性が濃厚である。そして、ロシア連合軍の第1次日本侵攻に関しては、2024年旧暦9月が要注意であるとされる(上つ巻 第18帖)。3000人の因縁のミタマも2024年旧暦9月8日までには活動を開始するとされている。

 

        出口王仁三郎の『続・瑞能神歌』と『吉岡御啓示録』

 

本書では『日月神示』を扱っているが、出口王仁三郎氏の著作を副読本として位置付けている。ロシア大連合による黄泉比良坂の戦いという人類最終戦争について、より具体的なイメージをするために、「ロシアが戦争を起こし日本人の生存率2%」とした吉岡御啓示録、「アメリカの敗戦」を預言した『続・瑞能神歌』を紹介しておく。

 

                 『吉岡御啓示録』

 

アメリカは『腐っても鯛じゃ』とその膨大な軍事力を過信しとったら、アメリカが勝つと皆が思うておるがナー。今度は神様とソ連の戦争じゃ。原子爆弾など神様の眼から見たら線香花火にひとしい、だが悪魔は今の原爆の何千倍もある奴や、毒素弾、生物弾など最終兵器を造るので大三災はこれからだぜ、本当の火の雨じゃ。御筆先に“世界の人民三分になるぞよ”とあるのは三割のことではない。ホンマの三分じゃ。三分どころか二分も難しい

 

                  『続・瑞能神歌』

 

近江の幽山にたちこめし 魂の邪霊の重なりて 今は九尾の本姿 世界の隅にまたがりて 組んずほぐれつのたうつる 姿は憐れ曲津状 我と我が身を迦身合ひて その行様のすさまじさ やがて現と世に知らし 時ぞ今に迫り来る シベリヤ狐は死にたれど 魂の邪霊は様々に 妖霊呼んで東天は 北から攻め入る非道さよ オーツク゚海や千島舟 樺太島とゆさぶりて 雪割草の間より 暗雲低く仇鳥の 舞い降り上る恐ろしさ 北海道から三陸へ なだれの如く押し寄する ここをセンドと綜合の 獣の庭や神の国 花のお江戸は原爆や 水爆の音草もなく 一望千里大利根の 月の光ぞ憐れぞかし 残るは三千五百万 赤き自在天主の旗のもと どっと攻め入る雨利加の アラスカ浴びる人も無く 非義非道の場所せまく 自棄と破壊に轟きて 哀れくずるや星条旗  血潮に赤き統一も 一年余年の殺りくも ここに終わりて神の子は 再び原始に返るぞかし 東天光も今はなく 物質界の曲津神 狂人の如くふるまいて 世は洋々の相討ぞ 世の大本も散り失せて 月の輪台の影あわれ お影信心けしいたる 信徒も今ははなれさり 直の三千五百人 残る教の幕引きは この時からと高熊の 山の五十鈴川や清水谷 国常立の大神の 岩戸開きはこの時ぞ 固き巌に手をかけて 振ふて落とす地獄道 ノアとナオとの水火霊 現はれ出てゆすぶれば 一天俄かにかき曇り 矢を射る如く流星の 地球に向かって落ち来る 大地一度に振動し 吼へば地軸の回転も 止るばかりの大音響 物質浄土は忽ちに 地獄餓鬼道修羅と化す 山は崩れて原野さけ 人に憐れに呑み込まれる 身の毛のよだつすさまじさ 今明らかに書きおくぞ 三段いよいよ開く時 三千余年の昔より 国の御祖の選まれし、(中略)神代ながらの祭政一致 開き始めて日の本の (中略) ここに従う三五の 人の心ぞ尊とけれ 宇宙を拝し宣りませば 世界は輝きおのころの 東天に向い伏し拝む 地上天国この秋ぞ

 

中国は軍事侵攻を開始することはない

 

『日月神示』によれば、日本侵攻に関係するのは、ロシア・北朝鮮・中国であり、外国の悪

の3大将とされとぃる(磐戸の巻 第8帖)が、むしろ、中国は悪の総大将とされ黒幕的存

在とされており、経済侵攻に専念するものと預言されている(黒鉄の巻 第14帖)。

 

日本の政府やメディアが力説するような、中国が主力となって軍事攻撃が行われるとの

記載はない。それどころかロシア連合の日本侵攻時に沖縄県が日本から独立して、敵に

回る可能性がある。日本内部から裏切る者が現れると預言される(松の巻 第14帖)。出

口王仁三郎氏によれば、国常立尊が作り出した日本列島において、台湾は日本の生来

の領土であるが、沖縄は中国の領土であるとしている。

 

習近平の中国共産党は、「ユーラシア大陸の支配」という同じ船に乗っているため、プー

チンのロシアと手を組んだということであり、注目すべき点は、2022年2月の北京オリン

ピック開催中にデジタル人民元が誕生したのを確認してから、2022年2月24日にロシ

アがウクライナ侵攻を開始したことだ。

 

中国共産党は、経済大国として世界で最初にCBDC(Central Bank Digital Currency)と呼

ばれるデジタル人民元を誕生させた。紙幣と硬貨を廃止して、すべての法定通貨をスマ

ートフォン上のデジタル通貨へ変更する人類史上最大の発明を実現している。

 

クレジットカードや銀行口座では、金融機関に個人情報が筒抜けとなり、送金手数料や売

り手負担手数料が3-4%かかる。中央銀行が国の借金を肩代わりすれば、マネーの量

を増やしてインフレにより国民負担へ転嫁される。2009年にサトシ・ナカモトが開発した

ブロックチェーンとは世界中の数千のコンピュータが監視し合う、改ざんが不可能なインタ

ーネット上の台帳であり、ブロックチェーン上に誕生したビットコインは、クレジットカードと違って、完全な秘匿性があり、取引手数料がかからず、超少額のマイクロペイメントが可

能であり、銀行送金と違って取引時間は数分で完了し、取引手数料は無料となる革命的

な通貨として期待された。

 

ところが、理想の民間通貨と期待されたビットコインは、お互いに認証し合うパブリックブ

ロックチェーン上に構築された仮想通貨であるため、取引量が激増する過程で、認証作

業により新規ビットコインを報酬として受け取る「マイナー」と呼ばれる業者参入が遅れだ

し、取引所で既存のビットコインの売買するようにビジネスモデルが変わったことで投機

対象と化してしまった。

 

中国共産党のデジタル人民元は、送金手数料や売り手負担手数料を無料化し、自国の銀行システムやクレジットカード会社を消滅させて、中央銀行による直接的なマネー管理を可能とするだけでなく、外国人が自国でコンビニ決済や送金する際にも手数料無料化を実現できる。

 

たとえば、セブンイレブン・ジャパンの年間売上は5兆であり、全取引がPayPayなどのス

マホ電子マネー決済なら、年間1500~2000億円の売り手負担手数料が発生するが、

デジタル人民元のスマホ決済を利用すれば無料にできる。輸出入業者が海外送金を行う

場合、銀行経由では5%送金手数料を支払って、送金完了までに5日間を要するが、デ

ジタル人民元を利用すれば送金手数料は無料となり、数分間で完了する。

 

ユーラシア大陸の国際決済は、現時点では、ドルとユーロを利用した銀行経由のSWIFT

が主流であるが、2022年2月のデジタル人民元、2023年8月のデジタルルーブル、2023年末のデジタルルピーが誕生しており、ロシア・中国・インドの30億人デジタル通貨圏が誕生すれば、手数料と時間の効率化が可能であるため、「ドル・ユーロ・銀行口座」から

「デジタル人民元・デジタルルーブル・デジタルルピー」へと国際金融システムが大転換する。

 

同時に、デジタル人民元が、日本国内で、日本人の利用が認められれば、日本の小売業

者や輸出入業者は、日本のクレジットカード、スマホ電子マネー、銀行送金を利用しなくな

り、銀行預金口座内の円をデジタル人民元へ替えて利用するため、銀行口座から預金流

出が始まり、預金残高が激減した銀行は本業の融資が出来ず、日本の銀行システムが

消滅危機となり、円という通貨が消滅する。

 

経済大国がCBDCを誕生させて、他国での他国民の無制限利用を認めた場合、隣国でもCBDCを誕生させて、無線現利用を認めなければ、隣国の銀行システムが崩壊し、隣国の通貨が消滅するとは、2010年代の欧米の中央銀行の研究成果であるが、2013年4月から黒田東彦や岩田規久男らが開始した異次元量的緩和の副作用が足かせとなり、日本銀行はデジタル円を誕生させることが困難である。

 

ロシアと北朝鮮が日本本土の1発でも弾道ミサイルを命中させれば、株式市場と国際市場は投売・換金により崩壊危機を迎え、銀行預金は取り付け騒ぎとなり、預金封鎖が始まるはずだ。ここで、ロシア連合軍がアメリカとイギリスを核攻撃で破っており、EUはデジタル人民元が世界主要通貨となれば、日本人も円からデジタル人民元へと手持ち通貨をシフトするだろう。

 

ところが、デジタル人民元の取引は、すべての金融取引が中国共産党にガラス張りである。コンビニで買ったアダルト雑誌、気晴らしで立ち寄った風俗店、パパ活や援助交際、贈収賄などの情報が中国共産党に知られれば、日本の重要ポストにある人間は脅迫される可能性がある。さらに、中国共産党に服従しない日本人は、デジタル人民元のウォレット使用を停止され、全財産を没収される可能性がある。

 

2024年5月のゴールデンウィーク辺りでは、中国人観光客が爆発的に戻ってくる可能性

が高い。かれらは紙幣や硬貨を利用しない。すべてデジタル人民元のスマホ決済である。この送金と売り手手数料がかからない法定通貨に、日本のコンビニ、スーパー、ホテル、タクシー、ファミレスなどが気が付き、中国共産党が、デジタル人民元のスマホ利用ウォレットを、日本国内の、日本人に認めれば、円という通貨と日本の銀行システムの崩壊が始まる。

 

中国共産党の目的は、デジタル人民元による世界経済支配

 

中国共産党は、デジタル人民元という新しい金融システムをユーラシア大陸で確立して、

世界の経済効率に貢献するのではない。デジタル人民元を利用する個人や企業の金融

情報を把握し、中国共産党へ服従を誓わねば、全財産を没収すると脅迫して、世界を経

済面から支配する計画である。

 

『日月神示』では、“手数料がかからない”と善人ずらで中国共産党がデジタル人民元を

日本経済へ普及させ、日本経済や日本人の懐に入り込み(日月の巻 第12帖)、“お得

である”と欲に付け込んで、全財産を没収されてしまい世を潰すことになると警告する(下

つ巻 第35帖)。尻の毛まで抜かれることになると警告する(磐戸の巻 第10帖)。

 

習近平の狙いは、アメリカとロシアを戦争させておいて、デジタル人民元で世界を支配す

ることにあるが(黒鉄の巻 第14帖)、デジタル人民元というマネーだけでは世界を支配

することができないことを理解しており、他国からデジタル人民元へ流入した財産をウォレ

ットごと消滅させれ、他国の通貨と経済を消滅させようとしている(梅の巻 第26帖)。

 

異次元量的緩和の後遺症により、物価を考慮した実質実効レートでは、2023年末時点

で、1960年代のレベルまで、円の価値は暴落している。国の借金1200兆円の返済が

不可能と判断した安倍晋三、黒田東彦、岩田規久男らは、2022年までに異次元量的緩

和で日本銀行に民間銀行から540兆円の国債を買占めさせた。これにより、現在のマネ

ーストック1000兆円は、実質的に1540兆円となった。

 

現時点では、540兆円とは、日本銀行における、民間銀行名義の当座預金の“通帳の数

字”に過ぎないが、仮に、何らかの理由で、民間銀行で取り付け騒ぎがあれば、民間銀行

は、日本銀行内の当座預金を引き出すため、日本銀行は540兆円分の追加紙幣を刷っ

て、支払いに応じる必要がある。そうなれば、物価は1.54倍以上、外国為替レートは1ド

ル=246円以上になる。

 

ロシアと北朝鮮の日本列島攻撃で銀行預金の引き出しが始まり、アメリカとイギリスの敗

戦でデジタル人民元へとキャピタルフライトしたところ、習近平のデジタル人民元による経

済侵攻は大成功して、日本人の財産は消滅してしまうと預言されている(黄金の巻 第5

9帖)。

 

中国の軍事侵攻は“幻”に過ぎず、せいぜいロシアと北朝鮮の日本侵攻を後方支援する

程度であり、アメリカの支援がなくなった時点で台湾有事もなく、中国共産党は、沖縄と台

湾を武力侵攻なしに併合する可能性がある。

 

ただし、中国共産党の経済侵攻は別にして、『日月神示』では、ミロクの世には、金の要ら

ない世の中がやってくる、金のために働かなくとも悠々自適の生活ができる世がやってく

る(上つ巻 第4帖)とし、その前にすべての財産は手放して神様にお返しするようとされ

ている(上つ巻17帖)。

 

そもそも東京が一時的に焦土と化すのであるから(上つ巻 第11帖)、中国共産党が、金で世を治めて、金で潰しても、そこで地固めがされてミロクの世へ向かうという、預言通りの過程であるとされている(黄金の巻 第59帖)。1989年以来の日経平均株価の高値や東京都心の不動産バブルに狂乱しているのも束の間であると預言されている。

 

 

 

 

 

 

 

 



本ウェブマガジンに対するご意見、ご感想は、このメールアドレス宛てにお送りください。


配信記事は、マイページから閲覧、再送することができます。

マイページ: https://foomii.com/mypage/


【ディスクレーマー】

ウェブマガジンは法律上の著作物であり、著作権法によって保護されています。

本著作物を無断で使用すること(複写、複製、転載、再販売など)は法律上禁じられています。


■ サービスの利用方法や購読料の請求に関するお問い合わせはこちら

https://letter.foomii.com/forms/contact/

■ よくあるご質問(ヘルプ)

https://foomii.com/information/help

■ 配信停止はこちらから: https://foomii.com/mypage/



今月発行済みのマガジン

ここ半年のバックナンバー

2024年のバックナンバー

このマガジンを読んでいる人はこんな本をチェックしています

月途中からのご利用について

月途中からサービス利用を開始された場合も、その月に配信されたウェブマガジンのすべての記事を読むことができます。2024年9月19日に利用を開始した場合、2024年9月1日~19日に配信されたウェブマガジンが届きます。

利用開始月(今月/来月)について

利用開始月を選択することができます。「今月」を選択した場合、月の途中でもすぐに利用を開始することができます。「来月」を選択した場合、2024年10月1日から利用を開始することができます。

お支払方法

クレジットカード、銀行振込、コンビニ決済、d払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払いをご利用いただけます。

クレジットカードでの購読の場合、次のカードブランドが利用できます。

VISA Master JCB AMEX

キャリア決済での購読の場合、次のサービスが利用できます。

docomo au softbank

銀行振込での購読の場合、振込先(弊社口座)は以下の銀行になります。

ゆうちょ銀行 楽天銀行

解約について

クレジットカード決済によるご利用の場合、解約申請をされるまで、継続してサービスをご利用いただくことができます。ご利用は月単位となり、解約申請をした月の末日にて解約となります。解約申請は、マイページからお申し込みください。

銀行振込、コンビニ決済等の前払いによるご利用の場合、お申し込みいただいた利用期間の最終日をもって解約となります。利用期間を延長することにより、継続してサービスを利用することができます。

購読する